2021年06月03日

「スキマワラシ」


スキマワラシ --- 恩田陸/著 集英社 2020

この表紙の、絵は、くっきりと影が深くていいわねぇ。
裏表紙になるけどワンコが描かれているのが、ポイント。

先へさきへと読ませる展開で、やめられなくてすぐに読んでしまった。

設定と、作者の感覚やものの見方と、言葉回しが魅力的なんだけど
ストーリーはあまり、これといって、ないような。
読後感は、「え?」っていう感じが若干あり。

でも小説読んだの久しぶりかなぁ?面白かったです。この作者の場合、もっと面白くても、よかったと思うな。



以下若干抜き書きです。本は図書館に返すからね。
p173 「人が住んでる時だって、屋根なんてめったに掃除しないじゃない?なのに、人が住んでる時は生えなくて、無人になると生えるのはどうしてなんだろう」

p178 「都市伝説っていうのは、大衆が感じている無意識の不安が形になったものだと思うんだ」

p181 「地面とか空間とか、伸び縮みしてるような気がするよ。伸び縮み?うん。なんとなく、日本て、蛇腹みたい」
この感覚は、ハッとするけどわかる気がする。

p384 「八幡様って、そもそも武運の神様ですよね。鉄を司る神様とも言われている。火除けなら、愛宕神社の方が有名ですよね」


posted by しろくま at 19:17| Comment(0) | こんなん読みました^^
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