ムーミン谷の仲間たち --- トーベ・ヤンソン/著 山室静/訳 講談社(青い鳥文庫) 1983
ちゅん2が小学校の頃愛読していた本です。
古い版なので、表紙はこれと違っています
ムーミンシリーズは(アニメの印象とは逆に)割と読みにくくて、
わたしはこれしか読んだことなかったんですけど(2012年でした)
今回これでやっと2冊目。
そして
また衝撃を受けてしまった。
やっぱり、出てくる人(?妖精ってことになってるわ)たちはあくが強くでこぼこなんですが
なんかさぁ。
1冊目読んだ時にはこう思ったけど
この時のわたしにはさぁ
こうするべき、っていうほどの強い調子ではなくても
こうしたほうがよい。っていうやんわりとした、でもわりかし強めの
常識感、まぁいえば、不自由さ、がたくさんあったんだなぁって…
やっと客観的にそう思える自分がいるのであります
で
そんな私が今回これを読んでみたらば
これはなかなか爽快な物語なんであります
いわば短編集ですけどもね。
一番心に残ったのはフィリフヨンカの話かなー
ムーミンの物語を楽しめるようになるということは
自分のなかの弱さや歪さにOKを出せるっていうか
それも愛おしく思えるようになるってことなんだわ
うわぉー
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