前向きに生きるなんてばかばかしい --- 黒川伊保子/著 マガジンハウス 2018
これは書き下ろされたものというよりは
(あとがきにありましたが)
編集者がインタビューして、その内容をまとめたもののようです
「やりたいことは夢とは呼ばない」「夢をもたなければならないという強迫観念」
「潜在意識の夢、それも誰でも口にするようなステレオタイプの成功の夢、他人から見て輝かしく見える夢で、脳をロックしてはいけない。それは全方位に動けるパラボラアンテナを一方向に固定してしまうようなものだ」
わたしは、請け負った仕事(といっても、ボランティアだけど)を
だいたい締め切りまで伸ばし伸ばしにするのが得意なので
でも、この頃は、
「それでもターボかかって結局いいものできるやん♪」
と思い直し、これはこれでワクワクするわ。と思ったりしているのですけど
そんなわたしにとってもencouragingだったのは
「ぐずぐずは脳にいい」
「ヒトがぐずぐずしているとき、脳の中ではある力が育まれている。それが『物語力』だ」
「物語力がない人は、あれこれ考えないからどんどん行動できる」
っていうくだりですかねー(* ̄m ̄)
それから
「『他人から見た自分』を目標にしてはいけない」
これ、今パラパラめくっていて、ふっと目に留まったフレーズですけども
昨日bodytalkのセッション受けた後に、プラクティショナーの方と話していたことと
ちょっとシンクロするので、そのことはまた改めて。
黒川さんの他の本とアプローチは違うけれども
そして読みやすいけれども
内容はいつもの黒川さん(そしてやはりエピソードの重複あり)でした。ま、そうか。
【こんなん読みました^^の最新記事】