39番目の世界 --- ミシェル・フィリパール/著 評論社 1990
図書館で借りて読みました。
舞台はフランスの(架空の)地方都市クレザンフォン、
9歳の少年が主人公の、子ども向けSFです。
フランス語からの訳文なんだけど、日本語がとても妙というか読みにくくて
最初の2ページで読むのやめようかと思いましたけど
まあでも、子どもの頃以来??のSFだしー と思い直し
(小さい頃、何年に一度とか妙にSFばかり読みふける時期がありまして
第1SF期とか第2SF期とか自分で呼んでおりました)
結局、結構面白かったのです
ストーリーがおもしろいというよりも
意外性のある異界の描写と
ちまちました(失礼、とても日常的な)主人公と
権力者たちのばかばかしさ。
一番まともなのが子どもだもんねぇー^^
(あと、ママ:唯一女性の登場人物 が、最後にはなんだか素敵になっている。)
そうそう
気になるのは町の場所ですけど、北緯47.8度東経5.4度はだいたい

このあたり。パリの南東。
ディジョン(マスタードで有名ね)の近くだったみたいな気がしたんだけど、探してみたら別に近くとは書いてなかったわ。
確かに、ディジョンのちょっと上(北東)みたいです

( ̄m ̄〃)案外ハマっている。
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