2020年08月11日

「家族脳」


家族脳〜親心と子心は、なぜこうも厄介なのか --- 黒川伊保子/著 新潮文庫 2014

この夏はパソコンでのちょっとしたデザインを二つ頼まれていて
一つは参加しているストーリーテリングの会が主催の講演会のチラシ
もう一つはこれもボランティアで行っている、市の広報紙の地域限定の、記念誌の表紙やページなどのデザイン。

素人ですけど結構好きなので、ほいほいと請け負うのですけど
ちゃんとやりたいと思えば思うほどなかなか取り掛かれないのですけども
(いつもの話)

でも!
先日はっ!!と気がついたのよね。
わたしいつもこうだけど、結局納期にはいつも間に合うし
(直前になった方がターボかかる)
これをいつもやめたい(ストレスではあるからさぁ)改善したいと思っていたのだけど

いいじゃん。面白いじゃん。
結局間に合うよね〜 うわぁー楽しみ!
って思っていればいいじゃん。
と。

先日も書きましたが、わたし大抵のことは面白がってきましたが、
しんどいことこそ面白がろう!!!

って思えるようになりつつあるかも。うひひ。

ところで
この本はわりあいゆっくりじっくり読みました。
サブタイトルは若干内容とずれているような気もする。
別の本で読んだようなエピソードも散見される中
(何回読んでもおもしろいんだけどね)

この方は忙しいワーキングママだったから
大抵暇なわたしとはずいぶん違いますけれども
子育てしながら、興味津々で子どもを見つめ一緒に暮らしてきたのは
とっても似ている気がするのよね。

そういえば、
自分では気づいていませんでしたが
わたしも(とくに小学校の頃)ずいぶんぼうっとした子どもだったかも…

っていうことに
つい昨日、寝入りばななかなか睡眠に入れずに寝返りを何度も打ちながら
ハタと思い当たりました

だってさ
低学年の頃、仲のよかった3人組のわたし以外二人に、
「ごめんね あのころ、しろくまちゃんだけ仲間はずれにしていじめたりして」
って
大人になってから言われるまでちーっとも気づいていなかったという……(^^;

(それはそれは、結構な衝撃でした)


いくつか抜き書きしてみます。

「質問力こそ、知力なのだ」
「『頭がいい脳』とは、知の枠組みをたくさん持った脳のことで、データをたくさん蓄えた脳のことじゃない。前者には戦略力があるが、後者にはない」


これ、言わずもがなのことですけど、
どうも一般的にはそう思われていなそうなので。

「また、親である人は、子どもの前で、他人の悪口を安易に口にしてはいけない。
特に、子どもたちの『人生初の社会的関係を紡ぐ大人』である学校の先生を安易に揶揄
することは、他人を信じる力を殺してしまう」


これホントによく目にしました。特に小学生の頃。
たぶんね、親もわかってても(わかってるかな?)抑えられないってのもあるのかもね。
だけどそれは、自分を客観視するっていう親の方の訓練ですよね。
がんばれ〜〜

講演後の楽屋を尋ねてきた、校長先生の話には泣けた。
なんかしみじみと。
こういうところが何度かあって、そのたびにジーンとして、いい本だと思うエッセイです

最後に

文中で紹介されている、昔のテレビドラマ「大草原の小さな家」からの引用。
懸命に背伸びする妹娘に、賢明なお母さんが言った言葉です

「あなたは、あなたのままでいなくちゃ、もったいないわ。
あなたが誰か別の人のふりをしていたら、あなただけを愛する人は、どうやってあなたを見つけたらいいの?」


娘がいたらこの言葉をわたしも贈りたいなぁ
いないのでわたしはわたし自身に贈ります


posted by しろくま at 11:23| Comment(0) | こんなん読みました^^
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