「どうせ無理」と思っている君へ〜本当の自信の増やしかた〜 --- 植松努/著 PHP 2017
あらー
この方も同い年♪
ずっと前に、TEDで植松さんのスピーチを見て大層感激した覚えがありますが(もう5年以上たつのねぇ)
この本も相当すてきです
いろんなところで講演されたり
北海道にあるご自身の会社(町工場だけどロケットを作っている)に子どもたちを読んでワークショップをしたり
もちろん大人も視察やWSに訪れたり……
と活動されているみたいなんですが
そんな中で思われたこと、や子どもたちへのメッセージ
が心を込めて書かれてある本だと思います
例によって覚えておきたいところの抜き書きを。
エピソードも(ここには書きませんけど)とっても素敵なのでぜひ読んでね♪
「僕は、『夢』とは『ドリーム:dream』ではないような気がしています。
僕は、『夢』は『ウィル(意思):will』だと思います。
そう、夢とは君の内側から湧き上がってくる『やりたい』という意思だと僕は考えているのです」
「誰かと比べたり、何かの勝負に勝ったりして生まれるのは、自信ではなくて優越感です」
「仕事とは人の役に立つことだからです。誰かを喜ばせることができたり、誰かの役に立つことができたとき、それが仕事になります」
「夢をいっぱい持って、自分にできることを増やしておけば、たくさんの人のさまざまな困りごとを解決することができます」
「君はどうでしょうか。人に心を開き、弱い自分を見せる勇気を持っているでしょうか」
最後のこれねぇ。わたしなんだかわかるような気がするわ。
去年両手を骨折して、両手にギプスをはめて、私なにもできなくなったんですよね。
それこそ、
病院の待合室で、長い時間待っているときに、水を飲みたくなっても
自分でペットボトルを開けて飲むことができない。
で、隣にたまたま座っている、見知らぬ方に、お願いして
かばんからペットボトルを出してもらって
蓋を開けてもらって
わたしにもたせてもらわないといけない。
それで水を飲んだら、またキャップを閉めてもらって、かばんにしまってもらって……
でもね。
そんなことをしているうちにね
ああありがたいなぁって思っているうちにねぇ
わたしってば今まで、何でも自分でやってしまっていたなぁって
(その方が早かったけど、仕事の範囲は広がらなかったわねぇ)
それに
人に頼むっていうことは、なんか本当は、とっても豊かなことだったんだなぁって
しみじみ思ったりしたのよね...
この本の一番最後の章のタイトルは困難でした
「1人でやろうとすると1人分しかできない」
あぁ本当だなぁ
ってしみじみ思います
いい本です
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