抱きしめられたかったあなたへ --- 三砂ちづる/著 講談社α文庫 2012
このごろ、久しぶりに三砂さんづいているわたし
この本は
どこかに連載されていたエッセイ集です
もともとは「タッチハンガー」というタイトルだったらしく
タッチハンガーって洋服をかけるハンガー(hanger)を連想してしまいませんか(* ̄m ̄)
飢えている、方のハンガー(hunger)です
触れられることに飢えている。触れてほしい。
日本は、昔はふれあいの多い国民だったのにいまは
どういうわけか全く足りてないんじゃないの?という趣旨の本です(あら。要約しすぎかも)
著者の視点は徹底的に女性とこどもに寄り添って優しくて
うんうんとうなづいてしまうところや勇気づけられるところがたくさんありました
かつて住んで子育てしていらしたブラジルでのエピソードも多く
かの国では
人々の触れ合う関わりが本当に濃厚で人々はお互いに暖かく触れあい支え合い
そのためか
「このブラジルの人たちの相手に対する感覚の鋭さは、
自分がとてもよくリラックスしていて、
他人に対して構えていないこと、
相手の感覚もすぐに自分の耐寒として理解できるような感受性があること」
つまり
「からだの感覚の鋭さ」だ
とおっしゃっています
身体ごと受けとめられて育った経験は
高い自己肯定感も
他人といることの安心感も育むのだろうなぁ
心ゆくまで抱っこして育てた
ちゅん2をみているとわたしも...そう思うものねぇ
(あと、アトピーもあったし、皮膚が弱かったので、お風呂上りなどのマッサージもいっぱいした)
わたし自身を振り返っても身につまされることは多いのですけど
わたしのことではなくてちゅん2のはなしをすると
三砂さんも似たようなことを書かれていましたが
まぁたとえば戦時中でも戦争に反対することに躊躇しなかった方々とか
こんな大人になってほしいなって思う男の人の話を読むと
不思議に皆さん(昔の話でもあり)
小学校に上がるまでおっぱいを飲んでいたとか…
っていうことがとても多くて(いや昔は末っ子とかそういう子多かったみたいですけどね)
ちゅん2もそう、まわりに流されず自分の頭で考えられる、
そういう自分にゆったりとした芯というか、自信を持っている人に育ってほしいなぁと思って
自分の子育てに取り入れようとしてたことを思い出しました
(授乳の話だけすると、ちゅん2は4歳の誕生日の1週間前に断乳したのでした)
ああでも
肌と肌の十分なたっぷりとしっかりとしたふれあいから生まれる安心感と心の基盤を
わたしも感じて生きていきたいな
良書です。
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