
津留さんが、心から伝えたかったこと。 --- 津留晃一/著 英光舎。 2003
(一般書店やamazonでは売っていないのですが、出版元から入手できます)
津留さんの本はこれの次で2冊目。
読んでる時もハッとしますけど、あとからもじわじわと効いてきます
恐れから出た行動は何にせようまくいかない。
怖れているものを引き寄せる。
マイナスのエネルギーがあると、そのエネルギーは解放されようと働くから。
原因は、自分の中にあるマイナスのエネルギーだから、それをとってしまえばいい。
「取り方は簡単です。見たくない現象が起きたら、それをただジーッと見て、その中でいてください。
もし、イヤな気持ちが出てきたら、それを留めようとしないで、イヤな気持ちとともにいてください。その思いをしばらく味わっていると、自分の中に貯まっていたエネルギーは消えていきます」
「とがめの思いを持たずに、その現象をただジーっと見ていると、エネルギーは抜けてなくなります」
結局、未消化な感情を感じきる、するとそのお役目は終わる。ってことなんですよね(RAS)
これ、一言でいえるけど結構難しいのだわ。こうやって何度も確認しに来ないといけないんだわー
(すぐ忘れちゃう)
とってもシンプルなことなんだけどな。
葛藤や軋轢を(自分自身の中でも、他者との間でも)、もうこんなの十分、無くしたいと思ったら
津留さんやRASではそれをジーッと見て感じきる。
ホ・オポノポノならひたすらクリーニング。
っていう自分の中だけの作業をするし(でも個人は集合意識の一部だから結局全体にアクセスすることにはなる)
これを他者間で丁寧にやっていこうというのがNVCなんじゃないかなぁって(個人的には)思いました
(NVCでも、自分自身の中の葛藤であれば自己共感ですよね)
という、ここまでで本文の最初の3ページ。
とても全部はご紹介しきれません〜〜
そうそう、この頃期せずして実践していることがあって、それがこの中にも書いてあるのですが
「人のことが気になるときには、自分を感じることに集中してください。
(中略)
あなたが『自分』を発見できない理由は、あなたが自分を見つめてこなかったから。それだけなのです」
「ムカッとしたときは、ストレスエネルギーをとる絶好のチャンスです。
ストレスが来たら、そのエネルギーに意識をむけて、ただ感じようとすればいいのです」
ということで
たいへんおすすめです。よかったら読んでみてくださいね
(とはいえ、のちのちの自分のために、ちょっとメモっとく……)
「意見の違いとは、見る角度が違っているだけなのです。他人が異質に見えるとき、それは見ている『場』が違うだけで、価値観が違うわけではないのです」
「ものごとを、片方サイドからしか見ていないときに、苦しみは生じます」
「起きてくることは、自分が体験したかったこと」
「あなたは創造主ですから、『自分は本当は何を体験したいのか』―――これだけを考えてほしいのです」
「内側が『原因』であって、外側に見える世界は『結果』ですから、いくら努力して結果の世界を治そうとしても、原因である自分の内側にある価値観を手放さない限り、変わっていかないのです」
最後の5ページにはこんなことが書いてあります
「自我は選択するとき、(注:この前に「自我は選択できない」というくだりがあります。つまり選択できないくせに〜)『良いと思うこと』を選択するのです。こちらのほうがいいって。
でも、『こちらのほうがいい』が一つであると、その反対が来たら困るわけです。それを恐れるのです。そのために努力が始まります。同じ努力をするのなら、『何が起きても大丈夫だ』と思い切る努力をしてください。
恐れと不幸の原因は、『こちらのほうがいい』という考え方にあります。ただ、それだけなのです」
「感情を味わうことに努力してみましょう。
体験を変えようとしているから、味わえないのです。
だから体験が終わらない…。
逃げないで味わってみてください。
七つの光が均等に集まると無色透明になるように、
108つの感情が均等に集められると、愛になります。
そこには喜びしか存在しないのです」
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