The Farthest Shore --- Ursula K. Le Guin, 1972
Audiobookを(車で)聴きだしたら…
やっぱり本が読みたくなりましたー♪
Earthsea 4部作の中で、もちろん一番なんというかダイナミックなのは1作目のThe Wizard of Earthseaですけども(私見)
わたしはこの The Farthest Shoreがいちばん好きかも。
主人公が少年っていうのがいいなぁやっぱり……
しかも美少年(* ̄m ̄)
"His face might have been cast in golden bronze, it was so finely molded and so still."
ですもんねぇー!しかもGedとの苦難の旅の末にすっかり面がわりしちゃってそれでも
" this was a thinner face, harder, and much stronger. But it was not less beautiful."
この、Gedが眠っているArrenの寝顔を眺めながらひとり語る場面が
切なくてだいすき^^だし
Gedが世界の果てでCobを追い詰める場面も
なんともいえずカッコよくてホントすき
このときGedは雄弁。
ArrenとGambleの会話のシーンは( ̄m ̄〃) と笑えます
そうそう、やっぱり(汗)ストーリーは概ね忘れていてまた新鮮に楽しめましたけれども
GedとArrenが死者の国の奥へと入って、それでMountains of Painがでてきた時に
あ!!!って
以前(読んだ時に)描いたイメージをありありと思いだしました
(おー!)
この本を読みながら
今回思ったのは
ただ「王が玉座にいる」ということが実は、(わたしたちのこの世界でも)
案外この世界の(見えない部分で)秩序を形作る重要なことなのかもしれないなぁって
(っていうかそういう考え方も)
いつもながらこれをアメリカ人のLe Guinが書いたっていうのがおもしろいね。
(あとdragonの造形とか。言葉や人種についてとか…もですが)
あーおもしろかった!!
改めて世界でいちばん好きな物語だ〜
(以前読んだのはこの本↓でしたが(Earthseaシリーズの1〜4が一冊になっている)
活字が小さいし、分厚いので、持ち歩いてちょいちょい読みたくて新しい本を買いました^^
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