2018年09月23日

"The Last Wolf"


The Last Wolf --- Michael Morpurgo, Corgi Yearling Books, UK, 2002

マイケル モーパーゴは好きな作家で
というほど読んではいないかもだけど
男の子が主人公で大好きなオオカミの出てくるお話でモーパーゴ。きっと大好物じゃぁないですか


いわゆる額縁ものっていうか現代のイギリスのおじいちゃんと孫の日常の設定から
舞台は300年ほど前のスコットランドに飛びます

幼くして孤児になって辛い思いをしていた少年(このおじいちゃんと孫の先祖)が
どうやってオオカミと出会って
そしてアメリカに渡って生きたか……


子ども向けの短いシンプルなお話だし
とくにオオカミとの別れのところなどは既視感がなくもない物語で
わたしの中のbest of Morpurgo になったってわけにはいきませんでしたが

スコットランドからイギリス軍に追われアメリカに逃げていく人々のひしめく船の中で
この主人公とオオカミは人々の無知と無理解と偏見にさらされるのです
国を追われた人々が、立場が変わると同じことを
自分よりも弱いものにしようとするのです
このとき

篤志家の船長キャプテン・マッキノンが人々に向かって声を荒げて怒るシーンなんて特に
胸にグッときました

子ども向けのわりには結構辞書引いたなあ
(イギリスの昔の風俗とか特殊な単語とか… これにもいっぱい出てきたけど。)

posted by しろくま at 00:08| Comment(0) | おさかなやのこと
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