2018年09月18日

「東寺の謎」


東寺の謎〜巨大伽藍に秘められた空海の意図〜 --- 三浦俊良/著 祥伝社黄金文庫 2001


少し前ですが東寺の洛南会館でセミナーがあって
どういうわけでか受けに行ったのです(3日間もあった)
そのことはまたいずれご報告するとして

東寺さんの売店でこの本を買いました

昔多分、中学か高校生くらいの時に
学校の遠足で東寺さんにも訪れたような気がしているのですけど(バスの車窓から見たことしか覚えていないんだけど)

改めて、っていうかもうむしろ人生初といっていいよね
拝観した伽藍や仏さまたちや中でも立体曼荼羅… は素晴らしくて
(とくに帝釈天さんのイケメンなこと♪)
思わずこの本を買って東寺のことをもっと知りたいと思いました

本文は空海さんの逸話から…
どんな風に東寺が計画され整備されてきたか、
どのような歴史に立ち会ってきたのか
あるときは炎上し、そしてまた再建し
廃仏毀釈の嵐をかいくぐり戦時中の荒廃を乗り越え
今のようにきれいに整備されたのはほんのつい先ごろのことだったんですねぇ

すごくおもしろかったんですけど
圧巻だったのは最後の章でした
終章 わたしの歩いてきた道
は、ここだけ、東寺とかかわってきた著者の人生を振り返って書かれています

読む前に著者近影、をみたときに
……ん?……
ってかすかに感じたことがあながち的外れではなかったような
割合に壮絶な来し方が描かれていました
迫力がありました
決して秀才でなく、(それどころかなんていうかヤンチャ系っていうか……(^^;)
でも真剣に、一途にひたむきに生きてこられた様子が、
その言葉が胸をうちました

僧は豪華な袈裟を着て悟ったような顔ででんと座っているようじゃダメなんだ
っていうお若い頃の気持ちをずっと
持ち続けていらしたんだなあ

最後の方にこんなことが書かれています

「あのときこうすればよかったとかという、後悔の念や、あれが欲しいという欲、
あの人は嫌いやという好き嫌い、怠けたい、いやになった、そして誹謗や邪魔といったことは
生きている間は消すことができません。
だから『  』にいれて、
大願をたてて、わたしはこの道を行くんだと決めたら進んでいくことだと思います。
京都駅の切符売場で、どこにいくんですか、と聞かれて、
わたしどこにいけばいいんでしょう、といったらどこ行きの切符もくれません。
わたしは東京にいく、だから東京行きの切符をくださいといわなくてはなりません」



いい本やった……

それはそうと。
上記のセミナーで(東寺にあるという、弘法大師が唐から持って帰ったという)2枚の曼荼羅について
お話があったんですけど(そして金剛界曼荼羅の下敷きをいただきました)

あらまぁ。

これシンクロニシティですよねぇぇぇ
でもーー
意味がーーー
わかんなーーーーーーい!!!

posted by しろくま at 20:17| Comment(0) | こんなん読みました^^
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