2018年08月21日

"The Lion, the Witch and the Wardrobe"


The Lion, the Witch and the Wardrobe --- C. S. Lewis, The HarperCollins, 1950

ナルニア誕生秘話がとってもおもしろかったもんだから
勢いで買って読んでみた
例によって、和訳はずっと前に読んでいるはずなのに、ちっとも覚えてないし
(* ̄m ̄)

でも読んでて思いだしてきた。
なんじゃこりゃ。
これちっとも面白くなかったって前にも思ったんでしたわ
ストーリーも大した冒険じゃないし(っていうかホントちっちゃい子向けの本)

キリスト教的価値観ベースのたいそう素朴?なお話だし
(アスランきっと蘇るわ!ってすぐわかっちゃうもんねぇつまんないったら)

大体すぐ善と悪の二手に分かれて戦うのよね
(自分じゃないものは全部悪、っていうのがなんともはや。)
悪もんがdeformedなやつら、って書いちゃうって素朴というか単純というか能天気というか短慮的というか

仲間が(みんな動物や伝説上の生きもの)死にそうだ、すぐ助けろって話なくせに
hunting行くって何? あと、お肉食べてますよね?

そもそも、まったくの異世界のおはなしなのに動物がイギリス式のお茶とか
(まあでもこの辺はPeterRabbitとかもそうなのである)
アダムの息子とかイブの娘とか何?

人間だっていうだけで、王と女王になるって何?
それを動物がみんな受け入れるって何?

…って、なんかもうツッコミどころいっぱいでわたしの美意識にも合わなくって
基本的にはオモシロくなかった。いい大人が読む本じゃない。
これが世界のファンタジーの古典?


でも
続巻も買っちゃったのよねぇー。面白くなっていくのかなぁ。これから。
(例によって覚えていない カスピアンくらいまでは読んだような気もするんだけど。)

posted by しろくま at 01:35| Comment(0) | こどもの本
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