2018年06月23日

「青い月の石」


青い月の石 --- トンケ・ドラフト/作 西村由美/訳 岩波少年文庫 2018

作者のトンケさんは、オランダで最も愛されている児童文学の書き手なのだそうです。
そしてこの作品は
本当はもっと長い作品の、一部を取り出して出版されたもののようです

ナルホド、それで〜!
(って、「あとがき」を読んだ後に合点がいった)
とくに最初の方、おもしろそうな冒険譚が省略されている感じなのよね。
と、それにしても
てんこ盛りの物語。

ドイツとあんまり私の中で区別がつかないんだけど(まぁ行ったことないしぃ)
オランダの魔法使いがいるっぽい森や
地下世界の王…なんかがでてくるし
そもそも

どこから来たの?
マホッフ、マホッフ、マフッヘルチェ
どこから来たの? マホッヘルチェ


なーんていう
(はないちもんめ、みたいな)遊びうた……

なんかが
とっても昔話風で
でも、少年たちの心の動きやら学校の様子なんかがなんとも現代風で

おもしろいですー

子どもたちはこの遊びうたで
地下の王を呼び出してしまうわけですが
そうそう、遊びうたってそういう呪文的なところありますよね
なんとも凄みのある...


主人公の少年ヨーストが王子さまにいう
「そんな、ばかな。姫ぎみは、王子さま、あなたが好きだから助けてくれるんですよ」

地下世界からみんなで逃げるとき、お姫さまの魔法が底をつきかけるんですけど
王子さまが首から下げていた、お母様に貰ったお守りの十字架をみて、ヒヤシンタ姫が叫ぶせりふ
「母の愛は、力よ!」

なんかがツボでしたけど、この王子さま、ちょっとぼんやり……(* ̄m ̄)


最後までお話がどうなるのか、どきどきして
おもしろかったでーす♪

そうそう。作者トンケさんは、このヨーストのおばあちゃんっぽいかも...
posted by しろくま at 18:22| Comment(0) | こんなん読みました^^
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