2018年03月27日

「ぼくのブック・ウーマン」


ぼくのブック・ウーマン --- ヘザー・ヘンソン/文 ディビッド・スモール/絵 藤原宏之/訳 さ・え・ら書房 2010

はじめは、あらぁ絵が好みじゃないわぁって思ったけど
そんなことどうでもよくなるわね

ブック・ウーマンは今でいう移動図書館の先駆け
アメリカの山岳地域を馬に乗って雨の日も風の日も雪の日も…
本を携えてやってくるのです

そういう方々がいたのねぇ
人間には本が必要!っていう(たぶん)このゆるぎない信念と行動は、
どういうところから生まれるのかなぁ
西洋だと、聖書があるから、より切実なのかなぁ

ともあれ

読んでいるうちに、胸がいっぱいになって、涙ぐんでしまうのは
この主人公の男の子の気持ちも
お父さんの気持ちも
本を届けるブック・ウーマンの気持ちも
なんだかわかるような気がするからかな

妹のラークって名前が、ひばりなんだけど!ひばり!!って叫びそうになってしまうのが
相当もったいない気がするけども

でも
原書を読まなくてもこの日本語の絵本で十分なきもちなのでありました


…… と、おもっていたんだけどさ……

youtubeで原書の朗読を発見。
やっぱ…… 原文、いいわぁ…

田舎の少年のラフな口調も生き生きとしてるし
writtenとか、makeとか、同じ単語で複数のことを描いているから
表現はシンプルでなおかつ、深いのよね...

英語と日本語の両バージョンで、胸にグッとくるところが違うっていうのもおもしろいね。


That Book Woman --- Heather Hanson, David Small/illustrations, Atheneum Books for Young Readers, 2008


原書も買いました

That Book Woman −- Heather Henson, pictures by David Small, Atheneum Books for Young Readers, 2008
posted by しろくま at 13:38| Comment(0) | 絵本
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