2017年10月30日

「神仏のなみだ」


神仏のなみだ --- 桜井識子/著 ハート出版 2017

関西は昨日の夕方までに台風が通り抜けました
まーーー すごい雨風でございました。しかも2週続けてだしね。

みなさまのところは大丈夫でしたでしょうか?

わたしは先週の台風接近中はお習字の先生のところで特訓お稽古
昨日は(ずっと準備していた大先生に見ていただく会が台風で中止になったので家で)
墨と筆と半紙とにらめっこ。

いつもはこんなんじゃーないんですけど、年明け早々に展覧会があって

初出展なものですから。。 このところ根を詰めてやっています
ふしぎなもので
こんなに(肩が凝って腰が痛くなるほどに)お稽古していたら、お習字が、
なんだか… 楽しくなってきた……

うふ♪

そんなこんなで
読んでからすぐにはご報告できませんでしたけど
識子さんの最新刊です

装丁がねー
いつもとちがう雰囲気。
表紙が和紙風で、どきどき、頁をめくると、更にどっきり。とってもシンプルで
紙の色と、インクの色と、書体がとてもきれいです。

これは、出版社力入ってるなー

内容は、大きく分けて
1●中国地方の小さなお社めぐり。あてずっぽうの旅〜
2●東北の被災した地域の神社めぐり。津波到達ラインにいらっしゃる神さまたちのこと
3●セドナのホーリークロス教会にて〜 キリストとの交信
4●(小説)閻魔王庁ものがたり

と、盛りだくさんで、とても読みごたえがありました。

1●でいうと
「日本の昔の人々は、禍々しいものを殺すとか消滅させたりするのではなく、
祀っていました。
悪鬼でも、怨霊でも、祀ることによって封じ込めていたのです」


で、長年手を合わせているうちに、そんな「封じられたもの」が浄化されて神さまになったりもしたそうです。
ほほー……

2●では、神さま達がいかに身を挺して、災害から人々を守ろうとしたか。
っていうことが
(今それでずいぶん消耗し弱っている神さま方から)識子さんを通じて語られます

神社って昔の聖地であったところが多いし、そういうのは今は喩え内陸でも、太古は岬だったところとか
(つまり今は高台になっている)に立っていることが多いから
神社のところで津波が止まった、っていうのは神さまの力だけのケースばかりでもないんじゃぁないかなって
思いはしますけどでも
(わたしは現地は知らないから)読んでいるとやはり
(低地のお社の話も載っているしね。)
ありがたいなぁ、すごいなぁ、って畏敬の念が湧いてくる。

個人的には
陸前高田市の松峯神社っていうところが(オオカミ様がいらっしゃるんだってー)気になる(行ってみたい〜)のと
参道の両側に立つ日本の植物が、狛犬のお仕事をがんばっているっていう大船渡市の「尾崎岬」のようすが
とっても素敵だなーと思いました

セドナの教会でのキリストとの会話の中で
(そうそう、ここ行ったことあるんです↑。ここで買ったセドナロックの十字架を思い出して、久々に日光浴してもらいました^^)
前世の識子さんにイエスが言った言葉が分かった!っていうシーンがあるんですけど
ここ、感動的……

閻魔様が仏さま、っていうのも
あ。そうなのか。仏さま……
物語も、なかなかの面白さでございました

認知症になってしまった人の魂が横にいる… っていうのも
これ、そう思うだけで
世界の見方がものすごく変わってくるんじゃないかな。
見えないものを意識する、って、あぁこういうことでもあるのね。と思いました


識子さんのアプローチってあったようで実はないんじゃないかなー
世界中の遺跡を回ってもらいたいな……^^


posted by しろくま at 11:25| Comment(0) | こんなん読みました^^
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