NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法 --- マーシャル・B・ローゼンバーグ/著 安納献/監修 小川敏子/訳 日本経済新聞出版社 2012
コネクション・プラクティス(CP)の講座でこの本を勧められたので
買ってみました
前にも書いたと思いますけど
CP自体が、このNVCと、Heartmath研究所の成果(ハート・脳コヒーランスのテクニック)を合体させた(いいとこどりっていうか…)ものであるのでございます
丁度、CPのパート3を受けているときに、並行して読んでいたんですけれども
(パート3のことはまた書きますね)
講座をちょうど補完するような感じになって、
またそのときわたしが直面した問いに答えをくれたりもして
なんだか運命的な感じすらいたしました(おおげさ?)
NVCはnon-violent communication の略でありまして
他人と(それから自分とも!)の間のコミュニケーションを、思いやりを持った「暴力的でない」…行為としてだけじゃなく、心理的・精神的にも…ものにするためのノウハウが
書かれているのでありますが
ちょっと目次からかいつまんで紹介するとこんな内容になっています
・観察(評価をしないで)
・感情を見極める、そして表現する
・感情の元になる、「自分が必要としていること」
・「伝え返し」と「要求」の仕方
・「共感」について
・自分自身とつながる〜思いやりをもって!
・人を責める代わりに自分に共感する、他人を責める代わりに他人に共感する
でもねこれ、おおーすごい!とは思うし、
実際役立った時もあったけど、
毎日の生活の局面で、実践するのが結構難しい。ときがある。
(自己共感が足りなかったのかなぁって気もしますが)
この知識と自覚をもって、CPを実践する、っていうほうがとっつきやすい気がする。
(って言う説明で、なんだかよくわかりませんよねー とほほ)
「人を裁くとき、わたしたちは地球上の暴力に加担していることになる」
っていうくだりがあります
「人を裁く」って、裁判官じゃなくてもわたしたち毎日心の中でやっています。
あの人は身勝手な人だ。わがままな人だ。不注意な人だ。けちなひとだ。誠実な人だ。親切な人だ。
これ
ホ・オポノポノ思いだしませんか?
それから
佐藤愛子さんと遠藤周作さん(の霊?)の「国のことより自分のことだ」の話。
世界平和のためには自分の中の平和。
それは
自己共感
NVC的に言うと
「〇〇のときに、わたしは△△と感じ、それはわたしは◆◆を必要としているからだ。だから、わたしは今▼▼を望む」
本としてはとても素晴らしいのでお勧めです。難しいなとも思うけど。
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