2017年06月20日

「烏に単衣は似合わない」「烏は主を選ばない」


烏に単衣は似合わない --- 阿部智里/著 文春文庫 2015


烏は主を選ばない --- 阿部智里/著 文春文庫 2015

八咫烏シリーズ(というらしい)の1巻と2巻です。
久しぶりに載った電車の車内吊り広告に最新刊の告知が出ていて
おもしろそうかも?と思って読んでみました。

八咫烏が人間の形をとって生活しているという異世界の、王朝の物語。
(でも文化的には日本の平安か鎌倉か室町か…ってそんなかんじ)
本筋とは関係ないけど最下層の人々は契約で「馬」として八咫烏の姿のままで暮らすっていう……
(何とも切ないのであります)

1巻は、なかなか作為的なところが最初鼻について、
文章もなんだかぎこちないし読みにくかったんですけれども
途中の(ちょうど、白珠っていうお姫さまの恋愛話のあたり)から俄然面白くなって
(というのは、それまで主人公かなって思っていたお姫さまが魅力的じゃなかったのね)
結局はいわゆる「主人公」の概念が希薄やな… って物語だったんですけれども

最後のちゃぶ台返しみたいな展開にやられた。面白いじゃないですか〜!!

で、
2巻を慌てて購入。でも、amazon marketplaceで買ったためにしばらく間が空き。

で、さっき読み終わりました

今度は日本語があれ?っていうところは(わたし的には)一カ所しかなくて
たいそうスムーズに
そして面白く♪読みました


うふうふ。

巻末の解説の方も書いていたけれども
十二国記と奏者シリーズ(よりもわたしは守り人派)とソニンが好きなわたしにはこのシリーズは
直球の大好物。

っていうか
読みながら十二国記と守り人がよぎりますが...(作者もきっと好きなんだろうな)

つづきが楽しみでーす!今回は待てないので新刊を買ったのでありました


posted by しろくま at 19:06| Comment(0) | こんなん読みました^^
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