2017年06月09日

「湾生回家」


湾生回家 --- ホァン・ミンチェン/監督 田澤文化有限公司(台湾)2015

梅雨に入ったというのに、今日は本当に爽やかなきもちのいいお天気でした
この映画、今日で最終なので宝塚まで(いつものシネピピア)車を飛ばしていってきました
これまでで一番混んでた……


台湾って、一度しか行ったことない(しかも弾丸)ですけど(この写真撮った)
とても心惹かれる、好きなところ。
食べ物はおいしいし
人はやさしいし
大都市(台北)であんなにあったかいなら、田舎はどんなんだろう(と、思っちゃう)

あと
顔も何となく親近感が…
(うちのオットは韓国寄りの風貌だけど、わたしは自分では台湾だと思うな)←と、勝手に思っています

この映画は、台湾で評判になったドキュメンタリーだそうで
50年間の日本統治時代に台湾で生まれた日本人 のことを「湾生」と呼ぶんだそうです

敗戦で、たくさんの湾生が日本に帰国したわけですが…

その方々や、あるいはその家族(お子さんやお孫さんなど)を丁寧に追いかけています。

みんな、台湾はよかった、パラダイスだった、っていうの。

そりゃあね、いわば植民地で、宗主国民として
日本にいる頃よりいい暮らしもしていたんじゃないのかな
(だから戻ってきたあとのギャップが辛かったってこともあるんじゃないのかな)
って思う場面もあったけれども

でも
(もちろん)それだけじゃないよね
帰国後の環境の冷たさ、ご苦労は想像に余りあるし
なによりも
故郷なんだよね


幼い頃に母一人子一人の母から養子に出され台湾で生きてきた女性が
(もう寝た切りのようなご様子)
自分は捨てられたのだと辛い思いを抱えて生きてこられて
でもたくさんの子どもたちや孫に囲まれて
その孫たちが日本に帰ったひいおばあさんの消息とお墓を訪ねて何度も日本に来て
日本語も勉強して
そして昔の戸籍謄本を探し、そこにおばあさんの名前があるのを見つけ出して…

その話を聞いている病床のおばあさんの、一見表情の乏しい顔に浮かぶ涙…

なんかもうここがクライマックスな感じでした

それにしても
湾生の方々が、台湾の方から
台湾にいたころの戸籍をプレゼントされるシーンもあるのね

戸籍って


自分がそこにいたっていう証拠って

こんなにも心の支えになるものなんだなぁって
なんだか圧倒されました


みにいってよかった。

あと
また台湾に行きたい。今度はもっとゆっくり、もっと小さい町に。


posted by しろくま at 22:45| Comment(0) | たまに観る映画のはなし
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