2017年03月17日

詩のない人生は生きられない

(今日は写真なしで♪)
水仙が咲き始めました


昨日「言語造形」のお稽古の日だったのです

1年ほどおやすみしてましたけど、先月ようやく復帰しまして
2月は
大人のためのおはなし会に向けて準備していた「山おとこのてぶくろ」をみていただきました

今月は、まだ次に覚えるお話を決めていなかったので
詩をお稽古してみたいと思って
この詩を持っていきました

春   坂本遼

おかんはたったひとり
峠田のてっぺんで鍬にもたれ
大きな空に
小ちやなからだを
ぴょつくり浮かして
空いつぱいになく雲雀の声を
ぢつと聞いてゐるやろで

里の方で牛がないたら
ぢつと余韻に耳を傾けてゐるやろで

大きい
美しい
春がまはつてくるたんびに
おかんの年がよるのが
目に見えるやうで かなしい
おかんがみたい



むかし(今はわかんない)教科書にも載っていた、有名な詩ですが
実は郷土の(北播磨の)詩人なのよね
加東市に記念資料館があるらしい…行ってみたい…

それはさておき

先生には、「昔話」と「詩」の語り方の違いなどを教えていただきながら
体いっぱい
声に出して造形してみました


大発見がありました


あのねぇ

この詩、前からとても好きな詩ですけど
あったかい、ほのぼのした中にも
かなしい 切ない 詩だなぁって思っていたの
生活の厳しさや
大好きな母に会えない切なさ、母の老いを案じる気持ち…

でもね。
体いっぱい語ってみるとね

なによりも
なによりも
お母さんが大好きだ、大切だーーーーー!!!!!


っていう気持ちが
なんというか溢れてきたの

あぁ、こういう詩だったんだなぁって…

なんだか涙が出てきてしまった。


詩っていいものです
美しいものです
斉藤敦夫先生がぼやいてたおっしゃったみたいに
欧米のようには、日本人の生活には詩の居場所がないです

だから、おはなし会でも結構詩を盛り込んだりしています

でも
そういう意義とか能書きとかいらないんだなっておもいました

詩はそれそのものが素晴らしい
ただただ詩が好きっていうだけでいい

詩が人生にあるかないかで人生はあまりに違う
詩のない人生は生きられないとおもう



posted by しろくま at 20:43| Comment(0) | 日々雑感
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