走れ!!機関車 --- ブライアン・フロッカ/作・絵 日暮雅通/訳 偕成社 2017
まず表紙。ううむ、やっぱり原書の方がかっこいいわね!?
見返し。前面に、大好きな地図♪
西海岸のサンフランシスコと、東のネブラスカのオマハから
双方向に二つの鉄道会社が競って線路をつくっていったって…
ほほー。
イラストもたくさん、説明も結構たくさん。熟読!
タイトルページ。当時のチケットやらのイラスト。きれいに日本語にしてあるけど、これやはっぱりオリジナルの英語で見たい!
本文。敷設の様子を解説しながら、
男の子のいる家族がオマハからサンフランシスコまで旅をする様子を描いています。
この人たちがどんな人たちでどんな事情でだれに会いに行くのかってことは
語られていないんだけど(自由に想像すればいいよね)
蒸気機関車の先頭に、雄鹿の角、ついていたのねぇ!!!
イラストもきれいで迫力があって
それにちゃんと、
工事にかかわったたくさんの中国からの移民のことや
鉄道によって草原を荒らされ住むところを追われたアメリカ・インディアンのことや
あるいは鉄道技術の進歩と、経費の点からそれをなかなか採用しなかった事業者側のことや…
などなどが(巻末の解説などでも)盛り込まれていて
なかなかフェアな感じ。
おもしろいです!!
絵本だけど、読み聞かせに向く体裁ではないけど
ハマる子ははまるかも… で、わたしも。
そうそう、Sarahはこの列車のユニオン・パシフィック側に乗ったかもね!!
なーんて思っても読んでました
(東海岸から西海岸まで、鉄道がとおったことで1週間で行けるようになったそうです。
ちなみにオマハからサンフランシスコまでは4日。)
これはやっぱり、原書が読みたい。
どっち買おうか、迷ったのよねぇ…
デザイン重視ならだんぜん原書、でも説明も結構多いから、和訳も読みでがあって良かったなー!
そうそう
カバーを外すと(わたし、結構カバーは捨てる派ですが)
……
全然違う絵が!!
鉄道が来る前の、鉄道が壊してしまった、豊かな自然へのオマージュ(って言っていいのかしら?)のようで
これはこれでぐっと胸に来るものがありました


