Sarah, Plain and Tall --- Patricia MacLachlan, Kodansha International, 1995
(初版の発売は、1985年だそうです)
今月末の「子どもの本を読む会」のお題が「のっぽのサラ」なもんで
こっち(原書)を先に読んでみました
なんと
図書館にあった♪♪
これは日本の出版社から、子どもたちの英語学習のために出版された本のようで
翻訳者の金原瑞人さんのちょっとした解説と、
何カ所か゚の訳文の解説がついています。
英語は平易なので、中学生でも読めそうだけど
でも現地でないとわからない言葉や表現もあるから、やっぱり解説が少しあった方が子どもたちには読みやすいわねえ。
たくさん出てくる、花や動物の名前なんかは、
原書の方がググりやすくていいんじゃないかなと思います
だってさ
どんな姿か写真見つつ読み進めたいじゃないですか^^
登場するのは、アメリカのプレーリーのど真ん中の農場に住んでいる
Papaと少女Annaと弟のCaleb。
Calebはたぶんまだちっちゃくて、お母さんは彼を生んだ次の日に死んでしまったの。
顔を知らない、お母さんを慕うCalebの様子がいじらしくって(涙)
そこに
東海岸のMaine州から、会ったこともない女性Sarahが
お嫁さん候補としてやってくることになります……
子どもたちの柔らかい心と
パパの素朴な男らしさ、やさしさと
Sarahのサッパリと凛とした様子がとても素敵。
Sarahは自分のこと、Plain and Tallっていうの。
容姿は十人並みで背が高いです、ってことだけど
いいわね。潔い。
とってもすてきなお話でした
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