「この世界の片隅に」 --- 監督・脚本:片渕須直、原作:こうの史代、日本 2016
先日友人からこれをみたよ、って話を聞いて
いつ行こうかと(近くではやっていないのよ)策を練っておりましたが(* ̄m ̄)
昨日、オットと二人で(夫婦50割引きで♪)観てきましたー
なんともいえないいい映画だったなぁ。淡々とした、戦時中の日々の暮らしが描かれていて
わたしは面白く見てるけどオットには単調かな?どうかな?と気にしつつ
終わってからすぐに感想を話し合ったりするような映画じゃなかったな。
主人公のすずちゃんの声はとてもあっていたし
とりわけ若い旦那さん役の人の声がとても素敵でした
現実に少し妄想が入り込むあたりが主人公の感覚をあらわしていた気がしたし
周りが動いていく、自分の生活も戦争も、それを淡々と受け止めながら
その中で前に進むためにできる限りのことをして
生きている人々の強さというか
一番心に残ったのは
広島に原爆が落ちた後、主人公の住む呉の山間の集会所みたいなところの軒下に
体中が真っ黒に変色した男の人(年齢不詳)が力なく座っていたんですよね
あぁ広島で被災してここまで来はったんやな
その前を近所の人たちが、救援物資づくりやら自分の働きをしながら忙しく通り過ぎていく
次のシーンにはその人のいたところには黒いしみだけが残っていて
そののち、実は、近所の奥さんの、広島に働きに行っていた息子だったということが
わたしもわからんかったんよ、というそのお母さんの口から語られるシーンがあるのでした
アニメだけど大人の映画だなぁというのと思ったのは
わたしはこの映画が最初かもしれないです
YouTubeでいろいろ関連動画が出ているので少し見ていたら
この↓で原作者がいろいろ取材した当時の記録が写っていて
その中にこんなメモがありました
サムハラの文字
そうか
こんな風に、戦時中、人々の思いと祈りを担っていたんだなぁ……
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