"The Horse Whisperer"(モンタナの風に抱かれて)--- ロバート・レッドフォード(監督、主演)、アメリカ、1998
こういう(動物の出てくる)映画ってもちろん無理なことはしていないとは思うんだけど
観ててカワイソウって思っちゃうんよね…撮影、動物たちが…怖いだろうなぁ、って…
体と心に傷を負った馬と
その馬と信頼を築いていくカウボーイのおはなし。
馬も景色もとってもすてきです
主演の女優さんがとてもよくって、都会人の余裕のない生活がモンタナの田舎で癒されていくようすも
(まぁわかりやすいといえばわかりやすいんだけど)いいなぁっておもいます
とはいえ
田舎のカウボーイだけど(馬と気持ちを通わす天賦の才がある、という)主人公が実はとても繊細で知的な人だという設定だったり
「言葉の空々しさ」を描いているのに、大切なシーンはセリフでちゃっちゃと説明しちゃってたり
ストーリーなんかもどうにもお手軽でご都合主義的であまり好きにはなれなかった
馬を扱うときの、顔のアップ以外はみんなスタントなのもまぁ当たり前といえば当たり前だけどさ。
(でも興ざめなんである)
R.レッドフォードをカッコよく見せるための映画やなぁ
馬との交流をまぁお手軽なモチーフに使われたな。
まぁそもそも
Listenerじゃなくって、Whispererだっていうことかー
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