馬を洗って --- 加藤多一/文 池田良二/版画 童心社 1995
馬の(絵)本シリーズ その2♪(気が向いたときに書きます〜)
この方(作者)は北海道北部の農家の生まれだそうです
ああ そうか……
このお話が、どのくらいご自身の体験で、どのくらい創作なのかはわからないけど
戦争と 馬と 暴力の「時代」と
家族を守る強さと 命をいつくしむ優しさと
短いお話なのに
こころの深い深いところにしんとした何かを残す
ある馬と家族の話です
清流で一心に馬を洗う青年のイメージが
美しくて悲しくて切なくてさー
時代が変わるところだったのに
もうちょっと生きてくれていれば
でも果たして変わったんだろうか
本当に
この作家はとても好き。
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