アンマーとぼくら --- 有川浩/著 講談社 2016
で、帰りの…ようやくたどり着いた…新千歳空港の本屋さんで
目が合ったのがこの本。
なんかまた沖縄ものですけども…
★内容紹介あり★これからこの本を読むつもりの方は、ここから先は読まないことをお勧めします★
有川さん独特の若者風の会話の応酬はこの本にはなし。
(ところどころで楽しめますが)
ストーリー運びと描写のうまさに惹きつけられます。
前半は、男の子の母親目線でぐっとくるシーンも多くって涙目で読んでました。
はじめから、なんかおかしいのよね。
なんだかすごいことが隠されている感じがあって
あぁこの主人公の青年はきっともう死んでるんだなぁって
死んだ後に、できなかったおかあさん孝行をしているんだなぁって
思い始めたころに、
あれ?死んじゃってたのはおかあさん??
終わってみるとなんだか作為的なところが強く感じられて
後味が悪くって(はじめ感動してただけに余計かも)
似たような技巧を凝らした感じの沖縄が舞台の小説でも
わたしは池上永一さんの方がずっとずっと好きだなって思いました
とはいえ…
主人公が「おかあさん」と一緒に沖縄の名所を巡るロードストーリーでもあり
そしてその名所のセレクションっていうのが
斎場御嶽、浜比嘉島、首里城、首里城の下の石畳坂…
と、
この春ちゅん2と行ったところが多くって、
(あまりメジャーじゃないところもあり)
その旅の思い出が二重写しになってとても楽しめました。
主人公が札幌出身というのも(わたしと同じだしー)
うぷぷ。これも、読みながら、自分が今まで北海道にいたんだか沖縄にいたんだか
なんだかわからなくなったよ〜
装丁が大変凝っていて美しいです。
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