べんり屋、寺岡の夏 --- 中山聖子/作 文研出版 2013
今月の「子どもの本を読む会」のお題。
ということで木曜の晩急いで読んだんだけど、
金曜に行ってみたらお題の本は「春」(シリーズ最終巻、4冊目)だった…
でもさ。
やっぱり最初から読みたいよね。出来事が積み重なっていくわけだしさー
尾道が舞台で、主人公は小学生の女の子。
お母さんとおばあさんが細々とべんり屋をやってて
お父さんといえば売れない画家で家にはほとんどおらず放浪してて…
作中に出てくる家族は、どれもどこか不完全というか問題を抱えてて。
でもさ
そんなもんじゃない?
みんな、そんな中で いいなぁ とか やだなぁ とか うれしい とか思いながら
生きてない?
なんでもない普段の日常がいとおしく思えるような小説でありました
ところでさ
主人公は女の子なんだけど、なんともすてきな子なんだけど
(男の子が主人公の時みたいに)心ががーっと寄ってかない。
なぜだー!
ちゅん2を16年間育てながら…
boysに集中するのが習い性になってしまったのかしらん
【こどもの本の最新記事】