トロイメライ --- 池上永一/著 角川書店 2010
読んでからちょっぴり日が過ぎてしまったので読後感は新鮮ではなくなっておりますが
まず表紙がいいですよ〜
よく見ると、登場人物が描き込まれています^^
「テンペスト」と同じ時代、同じ舞台のお話(短編集)ですけども
こちらは庶民の青年が主人公で
脇役としてテンペストの登場人物がチラリちらりと顔を出すという…
だから
「テンペスト」を読まずにこちらを読むのは(そんな人いるのか!?って気もしますが…)
もったいない
この順番で読むときっと100倍は面白いはずでございます。
そして最後の最後まで。
それにしても
「テンペスト」はたぶんシェークスピアからですよね?
「トロイメライ」は(楽曲もあるけども)ドイツ語で「夢を見ること」なのだそうです
この(琉球が舞台なのに)タイトルのセンスがとっても好きなのでございます。
あーおもしろかった!
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