
ハイ今年も、5月3〜5日の素晴らしいお天気の間に
長野に行っておりましたのよ
単身^^
観光じゃなくってまた
(去年と同じ)カウンセリングワークショップ参加でございます。
去年はなんともマジカルな3日間だったのですけど
今年は日本精神療法学会50周年の節目だということもあったし
「来年もここで会おうね!」って言ってくださった方のことを思いだして…
で、今年は昨年ほどマジカルではなかったものの
自分なりの発見がたくさんあって
これはまた書きたいと思いますが
すごかったー!のは
善光寺さんでね。
去年は御開帳の年で観光客も半端じゃなく多かったのですが
今年はそれほどでもなく
3日目の朝に
WSのはじまる9時よりも前に少し時間を取って、「お朝事」には間に合いませんでしたが、
7時半くらいからお参りに行ってきました。
入場料の必要な「内陣」もふと人が途切れてわたし一人しかいないような時間をいただけました
内陣からみた内内陣は
もうなんとも放心してしまうようなすばらしさ
天井が高く、しつらえや装飾も素晴らしく、荘厳で、あたたかくて
お焼香台の前でしばらくぼーーーっと座っておりました
いやー至福至福
それからすぐ横にある、「お戒壇めぐり」に行きましたが
!!!!!!!!!
こここれは…!確か、荻原規子さんが書いてた、
(帰宅して確認したら、「あまねく神竜住まう国」でした。場所は善光寺じゃないけども)
あのお寺の下の暗闇の、……!!)
あああああれじゃん!!って思いだしちゃった。そうか、ここが、モデルなのか(しらんけど)
ええとですね
ご本尊の真下が細い回廊になっているらしく
そこへ下る細い急な階段を下りていくと
中は灯り厳禁の真っ暗闇で
右側の壁を手探りで進むんですけど
(途中のどこかに「極楽の錠前」とやらがあるらしく、それを探り当てるのだそうです)
あのーーーーーー
去年とか、今年でも日中とかならたぶん、もっと人はいる(っていうかたぶんつながってるかも)と思うのですが
このときは前にも後にも誰もいなくてわたし一人で!
そしてほんとーーーに真っ暗で!
あまりのことに2cmくらいずつしか進めなくて!
それでも(柱が丸く出っ張っているし、通路は曲がっているし)
壁におでこをぶつけた。
(それからは右手を壁に添え、左手を鼻の前にかざして進みました)
遠くの方で、前を歩く人がなにかガチャガチャやってる音がする。
あ、あれが、錠前とか何とかだな、みたいな……
で、その人たちが出て行ってしまってあとは静寂の…
ああでも、本当にありがたいことでした。
束の間の異界体験。
こわかった。どきどきした。
極楽の錠前、触り倒してきました
この辺りは善光寺さんがすべての中心(のように思える)。
お参りするところが多すぎて、とてもとても回れないし。
長野市、って、なんで「善光寺市」じゃ、ないんだろうなぁ
なーんて思いながら、帰りのしなの号に乗っておりました。
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