2016年04月19日

「風車祭(カジマヤー)」


風車祭(カジマヤー) --- 池上永一/著 角川文庫 2009

最初はそうでもなかったけどだんだん面白くなって
最後は前のめりにつんのめってフィニッシュしてしまうという
(っていうかわたしこんな読み方多いかもだけど)

読んでいるうちにすっかり言葉に呑まれてしまって
「ターガヒーガプー」とか
「ウートートー」とか
「アギジャビョー!」とか「フラー」とか
(あ、一つ目のはこれじゃなくってこの本だった)がひょっとよぎるのよね

よぎると言っても聞いたことがなくて厳密には発音が分からないわけだから
文字と何とも言えないリズムだけが脳を通り過ぎるっていうか


石垣島が舞台で、主人公は武志っていう高校生の少年で
設定とか登場人物とか出来事とかがなんともしっちゃかめっちゃかで
でも
なんとも魅力的なのは

舞台やキャラクターのリアルな魅力なんだと思うなぁ

風車祭(カジマヤー)っていうのは数え97歳の長寿を祝うお祭りなのだそうですが
読後このイメージがなぜか"Whirligig"(邦題:風をつむぐ少年)とかぶるのは

くるくる回る羽根と風の吹き渡るイメージが
なんともさわやかで切ないからかなぁ

ああおもしろかった

人前で読むのには注意が必要。ときおり、っていうかけっこうしばしば
爆笑必至なので。

「だからよー」
これからしばらくは、これが頭の中で鳴っていそう。


そうそう
作中にも出てくる石敢當
宮古島でもみましたっけ(あーれー写真撮ったと思ったけどないなぁ)

運転中で写真は撮れなかったけど伊良部島で大きくて立派なのを見かけたよ
大神島では古式ゆかしく?スイジガイが置いてありました
sujifai2.jpg
posted by しろくま at 20:08| Comment(0) | こんなん読みました^^
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