2016年01月31日

「花咲く日を楽しみに」


花咲く日を楽しみに〜子育ての悩みが消える32の答え〜 --- 佐々木正美/著 主婦の友社 2014

雑誌Comoに連載されていた、子育て相談コーナーの書籍化のようです

先日…

いつも読んでる佐々木先生のblog
響き合う心114 優越感と劣等感
にすご〜〜〜く感銘を受けまして

「優越感は必ず劣等感を背中合わせに持っている」
「競争原理、他人との比較で育てると優越感(劣等感)を持つようになる」
「仲間たちと共感し合いながら育っていると、自分が仲間よりよくできる点があった時には、優越感なんかにはならないで、ある種の誇り、非常に健康な喜びの感情を持つと思うんですね。逆に仲間の方がそういうものを持っていてくれれば仲間に対する共感とか尊敬の感情とかになるのです」


で、
また無性に佐々木先生のご本が読みたくなり…
(子どもへのまなざしシリーズは昔読んだものですが)
  
↑まさに名著だけれどももっと手に取りやすいお値段になるといいのにねぇ!


何冊か注文してしまった。うちの1冊。

まず
「聞く」
からはじまっているのが、素晴らしいというかなんというか。

まず「聞く」。
「人は誰でもそうですが
自分のいうことを聞いてくれた人のいうことを、
よく聞くものだからです」


そうやって
信頼関係をまず育てていくのだと思います

次は
「話す」

でもこれは
「親の思いを話すことは、極力控えめにするのがいいですね」


本書に載っている先生の言葉は
どれも心をうつのですけれど
↑の自尊心、優越感と劣等感の関連で言うと

「発達心理学者のエリック・エリクソンは、
『児童期の子どもの重要な発達課題は、友達から学び、友達に何かを教えることだ』と言っています。
それがおとなになったときの『社会的勤勉生』の土台になるというのです。
『社会的勤勉性』とは、人と交わりながら、社会に価値を生むように自分の力を発揮できることをいいますが、
その土台をつくるのが『児童期の友達との遊び』なのだとエリクソンは言っていますし、わたしも心からそう思います。
友達と遊べば遊ぶほど、人生を生き生きと歩む人になれるのです」


そしてこれが今の日本に決定的に不足しているのだと。(同感)

「『友達と遊ぶかわりに、野球チームやサッカー教室に入れる』という方もいます。
それ自体はいいのですが、遊びのかわりにはなりません」


今の引きこもりなどの現象も
「子ども時代の人間関係の絶対量が不足しているから」ではないかとおっしゃいます
親がつきあう友達を選んだり、もその一つ…


自分はそう育ってない、子どももそう育てなかった、という後悔があるならば
それはぜひ人との交わりを今からでも積み重ねて
とアドバイスされています
「人間は人間関係を通してしか、人間関係の不足を解決できません」

そしてぜひ
他人との比較ではなくて
子どもがその子であるからこそ大切であるということを(口でだけではなく!)伝えて
自尊心を育ててあげたいし
自分自身の自尊心もどうにかして手の中に持っていたいですよね

「わたしたちが犯罪行為をしないのは、『私はそんなことをする人間じゃない』という誇りや自尊心があるからなのです」


おしなべて語りかけが優しいです
質問者への思いやりが溢れています
(上記の「子どもへのまなざし」3冊よりももっと)

いい本だ―


そうそう
昨日行ってきました「絵本大学」で
先生がこんな言葉を紹介されてました(絵本大学についてはまた!書きますね〜)

以前スウェーデンを視察されたときに
まるで「スウェーデン版教育勅語」のように(大切に)されていた言葉だそうです

「私は子どものころに本当に遊んで遊んで
遊び死ななかったのが不思議なくらい」

国民的作家リンドグレーンの言葉だそうです

(ちゅん2と親友のSくんが小学生のころ「あそんであそんであそびまくる!」と言ってたのを思い出した^^)

posted by しろくま at 22:47| Comment(0) | こんなん読みました^^
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