波のそこにも --- 末吉暁子/作 偕成社 2015
特に説明も読まず読みだしたのですけど
海の底の国に上(地上の国)から幼い帝が降ってきて
尼御前とか三種の神器とか味方の赤旗敵の白旗とか...
平家物語の世界とつながっているファンタジーなのでありました
わたしファンタジーは十二国記みたいな緻密にできた世界が好きなので
これはどうも読み進みながら物足りなかったのですけれど
しかも
主人公だれよ?(いや、一番たくさん出てくるタマオが主人公みたいなんだけどさ)
とか
たった一回探したところで逆鱗をひろうなんって都合よすぎね?
ウシオのキャラ変わりすぎじゃね??
みたいな…
でもね
人魚族(ザンの人々)あたりのくだりはとっても素敵だったな
いやー 十二国記読みたくなった
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