2015年12月13日

「馬と話す男」


Monty Roberts 馬と話す男〜サラブレッドの心をつかむ 世界的調教師モンティ・ロバーツの半生〜 モンティ・ロバーツ/著 東江一紀/訳 徳間書店 1998

読み終わってちょっと日が経ってしまったのですが
まだ感動も新鮮
すごいいい本でした!!

(邦訳は絶版なのか定価で手に入らないんだけど、原書はpaperbackが安価で買えます)

アメリカ西部の生まれで
両親は馬の飼育・調教・馬術学校の経営などをしていて
小さいころから馬に親しんで育ったのですけど

当時の馬を痛めつける残酷な調教になじめず疑問を抱き…

お父さんと衝突しながら
自力で、「馬の言葉」を見つけ習得していく…

という
伝説のカリスマ調教師、モンティ・ロバーツの自伝です


この「著者紹介」に載っている写真がねーーーーー
montyroberts.jpg
何とも素敵で!!
(とりわけお馬さんの顔が^^)

この本、原題は
"The Man Who Listens to Horses" なんです

馬の言葉に耳を傾ける男

なんですよね
このタイトルがこの本を全て語っています

馬への傾聴なんだなぁ


中でも感動したのは
10代のころ、ムスタング(アメリカの野生馬)を捕獲に行ったネヴァダで
ムスタングの群れに出会いそのコミュニケーションを観察する日々のところと

コヨーテに襲われた老鹿を助け
鹿とのコミュニケーションの中から馬語(鹿語とおんなじなんだって!)をより
理解していくところと

次のくだり
「健康を回復すると(注:このグレッグという人は、運動神経抜群だったんだけれど、高校生の時事故で大けがを負いました)
グレッグは両親の協力を得て、ブラッキーという華麗な名前の馬を買った。
その時ブラッキーは八歳くらいで、価格は、上等な鞍とセットで350ドルだった

(注:ものすごく安いということ)」

「今から振り返ると、あの馬を見て笑った自分が決定的にまちがっていた。
ブラッキーは、グレッグにとって世界で一番大切な馬だった。
実際、やがて第一級の飼育家となるグレッグ・ウォードを育てたという意味で、労働馬飼育業界に最も貢献した馬だと言っていい」


本書では何千ドル、何万ドル、何百万ドル…という馬の話がいっぱい出てくるだけに
とりわけ心に残ります


「馬には『絶対にやれ』と言ってはならない。
むしろ、『やってほしいんだけどな』と誘いかけてみるべきなのだ」

「わたしは、自分の馬場に一本の鞭も持ち込ませないようにしている」





こんな風に馬と仲よくなりたいなぁ

posted by しろくま at 21:43| Comment(2) | こんなん読みました^^
この記事へのコメント
『緑園の天使 』はご覧になりました(゚.゚)?
Posted by 匿名希望 at 2020年07月19日 06:00
こんにちは。観たことありません。馬の調教の話なんですねー?機会があったら観てみたいです。ありがとうございます。
Posted by しろくま at 2020年07月19日 22:02
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