霊をよぶ人たち ちくま少年図書館96 社会の本 --- 烏兎沼宏之/著 筑摩書房 1985
中学校の図書室でふと見かけたのです
面白そうだったので借りてきました
著者は(もう故人ですが)山形県の中学校の校長先生です
お若いころから、地元の民俗を調査され
なかでも
「オナカマ」(他に「ワカ」「ミコ」とも)というイタコのような口寄せ巫女習俗…盲目の女性によってなされていたそうです…について
幼少から身近であったその方々の行や道具や、その来歴などを
ライフワークとして調査された市井の郷土史学者・民俗学者でいらっしゃったようです
地図も載っていて
矯めつ眇めつしながら本文を読んでいましたが
山形ってなじみないなーーーなんて思ってたんですけどもそういえば
高校の修学旅行で天童に行ったっけ!
(この本の舞台中山町は天童市の西に隣接しています)
移動中バスの車窓から見たあのあたりの、米どころの風景、
なぜだか印象的で覚えてます^^
ほほー
そうかぁ
この本はそんな「オナカマ」習俗の巫術?の描写からはじまって
道具のこと
オナカマさんたちが信仰した観音様(岩谷十八夜観音)のこと
オナカマになるまでの修行のこと
南シベリアのシャーマニズムとの類似点やつながりについて
フィールドワークの様子なども
たいそうおもしろい。
校長先生が、生徒に話しているような温かみのある語り口で
すごいおもしろかったです。
いまの中学生こういうの読むかなぁ。読んでほしいなぁ
巻末に載っている「ちくま少年図書館」の既刊本一覧(100冊)も
おもしろそうだなぁ
読みたいなー
というのがたくさんありました
ジャンルはバラバラ
たぶんすべて
十代の人たちに読んでもらいたい!!という熱意で発行された本のような気がしました
一度岩谷を訪れてみたい。
【こんなん読みました^^の最新記事】


