2015年10月06日

"The best Christmas present in the World" 「世界で一番の贈りもの」


The best Christmas present in the World --- Michael Morpurgo/ author, Michael Foreman/ illustrator, Egmont UK limited, 2004

「戦火の馬」の原作はこの方なんだそうです
へぇぇ〜〜〜児童文学?やったんやー

そいでもってこの絵本も
no-man's landが一方の舞台です
第1次大戦中の、ドイツ軍とイギリス軍のクリスマス休戦のことは
結構有名な気がしますが
その物語。と、後日談。

クリスマスの日に、不意に始まった祝いの宴とサッカーゲーム。

"I think this is how we should resolve this war.
A football match.
No one dies in a football match.
No children are orphaned.
No wives become widows."


ってドイツ軍の方の将校がいうんです
ほんとうにそのとおり!!

そしてこの、素晴らしい出来事を心から楽しそうに希望に満ちて
妻に書き送ってきたイギリス軍の若い将校は

やっぱり戦場から帰ってこなかったんですよね

この手紙を見つけた人が、年老いたこの妻に届けたシーンでは
ぐっと胸に迫るものがあって涙が出た


原書を読んだ後で和訳も読んでみましたが


和訳では泣けないわぁ

本当に注意深く良い訳をしてくださったんだろうとは思うんだけど
こればっかりは
どうしたってしょうがないのよね...

原文ではその青年が老婦人を訪ねて
"Happy Christmas, Connie"って呼びかけるんだけれども
日本語では「コニーさん」に、なっちゃうでしょう。どうしても。

初対面の人、しかも年上の方に「コニー」は、無理だもの。

(あ、それから、「ミンスパイ」は、「ごちそうしてくれた」っていうよりも
「すすめてくれた」だという気がするんですけど
どうでしょうね?だって、訪ねて行って会う前に食べてたらおかしくない?)

原書版おすすめします〜
posted by しろくま at 20:51| Comment(0) | 絵本
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