2015年10月03日

「幸せはガンがくれた」


幸せはガンがくれた〜心が治した12人の記録〜 --- 川竹文夫/著 創元社 1995

すっごくいい本だった

以前、この著者がNHK時代に製作されたドキュメンタリーを見たことがあります
これです

本書の内容はこれとかぶっておりますが
(取材中のことを詳しく書き綴ったような感じ)

活字で読むとさらに素晴らしいな(映像も見てるからかもしれないけど)
自分のペースで考えながら読めるからだと思います

この中で、アメリカ取材で紹介されている
バイオフィードバックと(これに似たイメージワークはそういえば妊娠中にやっていたっけ)
イメージ療法、
早速やってみたいと思いました(わたしの場合ガンに、じゃないけども)


がんを患っている方、関係者の方じゃなくても
医療とは何か、健康とは何か、自分らしく生きるって何か…を考えるのにとてもいい本だと思います

ライン引いたところはたくさんあるんだけれども
覚えておきたいところをちょっとだけ引用。
「西洋医学の父と讃えられる古代ギリシャの医師ヒポクラテスは、
病気を治すうえで一番大切なものは、言葉”であると言った。
薬草、メス(つまり手術)がそれに次ぐ」


もうひとつ、ちょっと長いけど、
子宮がんのもの凄い痛みを自分で克服した方の言葉↓
「『その人が言うのよ。痛くて痛くてしょうがないときには、すべて受けるんだって。
自分にすべて受けることだっていうの。

(中略)
そしたら、【とにかく痛みがきた時は、ああ、ありがとう、と言うことだよ】って言うのよ。
私は分からなくてね。この痛み、コンチクショウ、コンチクショウと思ってたからね。
闘って、やっつけてやろうと。
でも、ある日ね、その人の、増田さんっていうんだけど、増田さんの言葉を何回も何回も自分に言い聞かしてた時思ったのよ。
闘うのやめてみようって。
やめて、敗けるんだったら敗けてもおいいのかなあって。
よーし、今この一時をね、感謝をもって痛みを受ければいいって思った。
もちろんいろんな手当てはやりながらだけど、神様ありがとうって。
私、別に宗教はないんだけど、この痛みは、きっと私を育てるためにくれたんだと。

(中略)
それから、変な言い方だけど、痛みを、陶酔に変えていったのよ。
痛い、だからこれは気持ちがいいといふうにしていった。
痛みが気持ちいいんだって、自分に言っていたの。
そうしたら、ちょっと言葉で表せないぐらいなんだけど、痛みが、単なる痛みじゃなくなったの、通り一遍じゃないのよ。
どう言っていいんだかわからないけど、ともかく違うのよ、痛みが。
だから徐々に徐々にね。あっ、今日も来たよ、」ありがとう。ありがとうって。
本当に心からね、それが思えた日に、スパッと抜けた。痛みが。
本当に、見事に、スパッと抜けたのよ」





本当の自分を生きることを
その大切さを気づかせてくれる
気づかせてくれたのがガンだった


これが一番心に残ったこと。

posted by しろくま at 22:17| Comment(0) | こんなん読みました^^
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