疲れない体をつくる「和」の身体作法〜能に学ぶ深層筋エクササイズ〜 --- 安田登/著 祥伝社黄金文庫 2011
先日読んだ「日本人の身体」の著者の
こっちの方が先に出て有名になった本のようです
(著者は「出世作」と言っていた)
簡単に言うと
能楽師たちはとくに(ほかに)運動もしないし節制もしないのに
高齢になるまでお元気で体の機能が若々しいのは
能の所作の中に体の深層筋を鍛える秘訣があるからだ
っていう能楽師でありロルファーであるこの著者ならではの洞察が生んだ本だっていうことです
これねー
読むのすごーく時間かかったんですよね
間にほかの本入れたりしつつ
それから
ベルギーのボーイスカウトが二人うちにホームスティに来てたりもしたし
(今山口で世界スカウトジャンボリーっていうのが開催されていて、世界中から3万人のスカウトたちが集まっているのです)
この子たちがホントいい子でね!!!!!
(…という話はまたにするとして^^)
この本
いわば能の動きを基本にしたエクササイズの本なんですけれども
わたしに今とっても”必要だってわかってたんですよね
それで
なんか染み込むように読むことになってしまったっていうか時間がかかってしまったっていうか…
で
最初の方を少し忘れてたりもする
てへ
●大腰筋を鍛えるにはすり足!
っていうのと
(すり足なら若いころ合気道でさんざんやってたけども。生活の中ではしてないんよねもちろん)
●バック・ヘッド(後頭部)感覚!
っていうのがわたし的にはいちばん気に入ったのと
あとそれから…
骨盤の上下の横隔膜
(呼吸横隔膜:いわゆる横隔膜と、骨盤横隔膜:骨盤底筋群)が「まるで聖堂のようなドーム構造になっている」
というのに
たいそう感動いたしました
人間の体の中に
聖堂があるって!!!
うむー
神秘…
身体ってなんて美しいのかなって思います
さて
back-head感覚… マスターしたい…
おすすめです!この本♪
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