0才〜18歳までの骨盤育児 --- 奥谷まゆみ/著 京阪神エルマガジン社 2015
本日発売♪
amazonで予約していたので昨日(だったかな?今日かな?この頃記憶力ヤバイ)届きました。で、今日さっそく読んだ。
うふうふ。
うちの子はもう中3だけど
これは生まれたとき(あるいは生まれる前)から思春期までの
子どもの身体とメンタリティを解説してくれているので
育児中の方にはとってもおすすめです
わたしも読みながら、2歳ごろ、3歳ごろ、4歳ごろ…そうだったかなぁ〜〜〜
なんて思い出しつつ楽しく読みました
そうそう
野口整体の本を読んでるとよく出てくることではあるんだけど
余剰エネルギーがいろんな(不都合の)源
って
この本にも
「不安になることや悩むことは、結構エネルギーを消費する」
って
たしかに
現代人は体をあまり使わなくなっているから余計に
「不安社会」「恐怖でコントロールされる社会」になっているの
腑に落ちる。
不安になりがちだったり悩みが多かったりするときって
いっそのことすかっ!と体を動かしてみるといいんだよね。
それが子どもに向いたりなんかすると子どもにとってはいい迷惑なのだ〜
3歳までの自分軸しっかり!の子どもたちが
4歳になると骨盤が後屈傾向になり自分の意志を見失いがちになり
ここが「生きづらい人生をつくる分岐点」なのだそう。
お母さんは仕切りすぎないように!って詳しくは本書をお読みくださいね
一貫しているメッセージは
子どもの体と心の成長に合わせて、親(母)も役割を変えていかなくっちゃね
ってことで
これは本当に
ちゅん2が思春期になって、わたしも人並みに少し悩んでみたりすることもあって
そんな中から
ああそうか!って悟ったこととおんなじなんだな
子どもの成長はとってもとっても早い。
大人になった私たちがついていくのは結構難しい。
とくに思春期は…(この本によると乳幼児期もそうみたい)
急カーブでついてけない、なかなか一緒に曲がれないんだな
(で、後で気づくのだ)
いま、どういう役割が求められているのかなって
客観的に見る感じることって大切だよね…
4歳の項から。
「子どもが将来苦労しないようにと、親が子どものためを思ってやっている行為や言葉が、
少しずつ子どものカラダとココロを『生きづらい人生』へと向かわせてい」る
「自分を見失い始める4歳児期は、できるだけ子どもの自発性をつぶさずに、子どもに『自分の意志を持つこと』の大切さを実感させてあげたい」
あと印象的だったところはですねぇ
「人にはもって生まれた二つの本能がある。
●自分が死なないようにするための、自己保存の本能
●人間が滅びないための種族保存の本能」
「種族保存の本能はというと、もちろん思い浮かぶのは生殖なんだけど、もっと広い意味で『まわりと仲よく、うまくやっていこうとする』本能でもある。いわゆる社会性」
「この二つの本能には順番があって、まず自己保存をクリアしないと種族保存には進めないシステムになってる」
ホントねぇ。自分が危ういときにまわりのことなんて考えが及ばない。
この「自分に対する安心感」(自己肯定感)をしっかり育ててあげたいものだよね。
っていうかそれだけでほぼいいんじゃないかとワタシは思う…
そしてそれが
「しつけの本質って、この種族保存の本能、つまり社会性を身につけることだ」
何々しなさい、って命令してさせる、習慣づけることが
しつけではないのよね。表現される形は一緒かもしれないけど。
「健全な関心というものを育てる力は、段階を追って生まれてくるものだ」
(これは仲先生。)
中高生に関しては
「これからのお母さんの仕事は、子どもの人生のヘルプデスク」
その時のルールは
「●意見の押し売りをしないこと
●話は聞くし、知恵は出すけど、けして手は出さないこと
●子どもの尻ぬぐいをしないこと」
覚えておくわ!
しばらくうちに滞在していた妹&3人の甥っ子が今は実家に行ってて
ちゅん2も昨日の夕方から合流しています
わたしも、そろそろ顔を出そうかな…(明日ちゅん2と帰ってきます!)
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