The Spook's Nightmare --- Joseph Delaney, A Random House Children's Publishers, 2010
前巻を読んだときに書いた通り今回は
「2冊いっぺんに」買ってみましたがそうするとなんていうか
心に余裕ができたっていうかガツガツ読む雰囲気じゃなくなったっていうか
…しばらく積んどいて安心ってことになっちゃいまして…
なんと2か月以上放置!?
で、やっととりかかりましたらあまりの展開の速さに
やっぱりイッキ読み。でした。
それに特に今回は
スピードが速い!危機が次々に訪れる!
もうだめじゃん〜〜〜っていう最悪の状況から何度も何度もカムバックして
なんていうかさぁ
この物語は一貫して主人公Tomの語り(回想のようなね?)でつづられているんだけれども
the Creatorとしての作者の存在感が大きいわぁ
もうこのストーリーの中では
作者万能よね!(作者なんだから当たり前なんだけど)
今回(シリーズ第7巻)は今までで一番むごたらしいシーンが多いし
(あ、でも、慣れたかも)
思えば、Darren Shan読んでた時はこーゆーホラーなシーンにもっとずっと免疫がなかったけど
でもTomは相変わらず素敵ないい子で
Billの残した犬たちとの感動のシーンはもう胸がいっぱいになって泣いてしまったり
(ちなみに、ちょうど図書館に行く用事があったので、このシーン和訳ではどうかな?っておもってそこだけ読んでみましたが、日本語にされた文章ではちっとも感動しなかったです…)
あと
前巻で彼の心に置かれた「一点の悪」が、でもそれは
"I'd become corrupted by the dark and there was indeed a sliver of darkness within my soul.
It was a danger to me, but also a source of strength."
って理解するところ。
ここがなんとも言えず印象的でした
どんどん、Tomが一人前のSpookに
そして本当に強い存在になっていく〜〜〜〜〜
次も読むぞー
ъ( ゚ー^)
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