
(宿のすぐそばの公園で、ニャンコ先生そっくりな猫に遭遇)わかりづらい?
カメラもってたらよかったな〜
さてつづきです。
ここからが本題。
2泊3日のワークショップは
1日目 夜2時間
2日目 午前中3時間 午後3時間 夜2時間
3日目 午前中3時間
と
合計なんと13時間もじっくりグループワークをしたんです
みんなそれぞれ好きなところに参加していいので
松本先生のグループはきっと大人数だろうから
わたしは別の世話人さんのところに入りました
全日程出られずに帰られた人も3人いらしたけれども
最期まで残ったのは世話人さんも入れて7人…の小さいグループでして
そしてわたしは初回にもかかわらず大変マジカルな体験をさせてもらいました
このセッション、大きく言うと3つのポイントがあります
ひとつは…
■徹底的に聴く■ ということ
ふたつめは
■グループ■ っていうこと
ワークの時間中、しゃべりたい人がしゃべりたいことを話すんです
だから
だーれもしゃべらない時間がかなりあります
始めは コレ集団瞑想!??なんて当惑した私でございましたが
これがとっても素晴らしいんです
20分も30分もじーっと黙っていると
mindのおしゃべりがどんどんfade outしていくのが分かって
そして
全く思いもかけなかったことが
すっかり忘れていたことが
心の底からすうっと浮かび上がってくるのでした
自分のことを話される方もいます
その話を聞いていて、浮かんだことを話す人もいます
それのひとつひとつが
絶妙につながって、
それから受け取る人によってそれぞれ微妙に違う部分を受け取ることで
絡まった糸がほぐれていくように
ダイナミックに作用し始めるのです
これがみっつめ。■つながって流れる■
わたしねぇ
最初に話された方の話を聞きながら
正直言うと
そんなのー、「○○してはどうか、あなたならきっとできる」ってアドバイスして励ましたら
いいじゃん
なーんて思ってたんですよね
でもそういう場じゃなさそうかなって思って言わないでいたけど
でもねーーーー
3日目にはね
その方が自分でまさにそれに気づくんです
そして
やろうと心から思うようになっているんです
人に言われたならやっぱりそうかなぁって迷う気持ちがあるものでしょう
そういわれてもなぁ、って腑に落ちなかったり、
できない自分にさらに落ち込んだりもあるかもしれないよね
その人が自分で見つけるまで傾聴しながら待つ ってこういうことなのかーーー!!
ってのを目の前で体験させてもらいました
傾聴しているとその人が自分自身で答えを見つける
すごかった…
ご一緒した方の中には
もうこのWSに40年通っています っていう男の方と
その方とはほぼ同年齢ですが10年通っています っていうこれも男の方がいらっしゃったのですが
おふたりとも
泣かれました
うちの父ほどの年輩の方の嗚咽は衝撃的に感動的でした
(全員がもらい泣きをしていました)
そして口をそろえて
「40年/10年でこんな気持ちになったのは初めてです」
「本当にうれしい 感動しています」
ってとてもとても爽やかに笑っていらっしゃいました
聴いて泣き
話して泣き
そんなふうにお聞きしたお話はどれも心に響くものだったし
一生懸命聞いていると必ずその人のことがいとおしく思えて大好きになりました
それから
自分も話す、てことがなんと素晴らしいカタルシスであるか…も
体験しました
傾聴療法、って、座学じゃないんだなぁ
座学では決してわからないことが
WSにはありました
WSに出なきゃわからないよ
って先生がおっしゃるのは本当でした…
それにしても
2泊3日WSすごい。12月には京都で(初!関西)1泊2日があります
今から楽しみです…
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