
写真は、
「ちびっこちゅん2と植物園」シリーズ、(時たま思い出したように^^)
これは2007年のちょうど今ごろね。
森の中の、植物園から伸びる遊歩道です。懐かしい…
さて
このごろ新聞で印象に残った記事を。
★昨日12月6日(土) 朝日新聞の土曜版Beで
「マスターズ甲子園」の発案者、実行委員長の長ケ原誠さんが特集されてました。
長ヶ原さんは以前カナダに留学されてたときに、たまたま
アメリカのポートランド(オレゴン州の方)で開催されていた
生涯スポーツの祭典「ワールドマスターズゲームズ」
にエントリー(陸上400m走)されたご経験があるそうなんですが
そのときのこと。
「2人隣のレーンに元五輪選手。
スタートした瞬間、その選手の姿は見えなくなった。
『激しく後悔しました。ダントツの最下位です』。
がむしゃらに手と足を動かした。
やがて、手拍子が起きた。
『マコト〜!』と自分の名を呼ぶ声も聞こえる。
総立ちの観衆に包まれるようにゴールした。
1位から20秒以上遅れの70秒89。
そんな自分を、ボランティアのオレゴン大生が笑顔で迎えた。
『グッジョブ!』」
なんかこれー
泣けてきませんかー
このときのご経験が日本で「マスターズ甲子園」を立ち上げ運営されていくという原動力になっているのね。
(これも人並み外れた機動力ですが)
★やっぱり昨日12月6日の日経新聞夕刊
「遠みち 近みち」で編集委員の古賀重樹さんが書かれています
「クールかな?東京映画祭」
10月の末、東京映画祭が行われていたそうですが
この記事によると
開会式で安倍首相がこんなあいさつをされたんだとか
「この映画祭は日本の素晴らしさを、クールジャパンを世界に発信していると思う」
「五輪までに文化、芸術、経済、技術でも、日本が世界の真ん中で輝く国にしたい」
へぇぇぇぇーーー
無粋!
「周りの外国人の苦笑していた。
なのに首相だけでなく、出品作と無関係のアイドルグループまで登場し、
『クールジャパン』をPRする」
後こう続きます
「カンヌやベネチアの開会式にはいつも高揚する。
客席のスターが豪華なだけではない。
司会を務める俳優は機知に富み、世界の映画人と映画史への敬意にあふれている。
そこで語られるのは映画への愛である。自国への愛ではない」
「ひるがえって今の日本にそんな周到な戦略はない。
映画に対する敬意もない。
国際映画祭の世界標準には程遠く、ただのPRイベントにしか見えない東京映画祭の開会式には、
この国の文化の貧困が如実に反映している」
ま、実際に聞いていないので本当のところはわかりませんけど
この方の記事によると
無粋さと自分の言いたいことだけ言う幼稚さを
アピールしてしまったようですね?
(残念)