2014年11月20日

「心の談話室」


心の談話室 --- 松本文雄/著 近代文藝社 1987

傾聴療法の松本先生の本。読んだのはこれに続いて2冊目。

こちらは、地元の有線放送で月1回放送されていたものを
(結構散逸したらしくそれ以外を)
テープから書き起こしたものだそうです。

なので
素人向けというか一般向けというか〜〜
(ま、前のも割とそうでしたけど)
読みやすい、分かりやすいおはなしでした(それに解説がついている)

どちらかというと
学校の、学生の(親からの)相談が多かったように思います

相談者の方々が
自分のはなしを心から受け止めてくれる人(松本先生)
に出会って

それと特に後半は(問題を抱えた)子どもたちを集めた
宿泊型のワークショップのエピソードが多いのですが

その出会いから、経験から心のエネルギーを回復していく様子
そして問題が霧散する様子(たとえばその人の周りの人が変わったり。)
がなんともダイナミックで
やっぱり(人間って)すごいなぁって思うのです


「カウンセリングにおいてもエンカウンターグループにおいても、
相手の悩みに関するすべての事柄を聞きとる必要はないのである。
最も苦しめるそのなやみに焦点に耳を傾け、
そこに互いの心がふれ合い響き合い、
その時点における人間の真の出会いが出現するか否かにかかっている」

「人格の転換も、治癒の作用も、このような次元のもたらすものであり、
一般的方法論によって生まれるものでは決してない」


一般的方法論を熟知されているだろう先生の言葉ゆえ一層
重く響きます

「人間の真の出会い」
なんだなぁーーー


以前取り組んでいたホメオパシーのコンサルテーションのことをふと思い出したりして
あれこれ思うことあり。


これはまたいずれ...


posted by しろくま at 20:01| Comment(0) | 傾聴(療法)
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