ストグレ! --- 小川智子/作 講談社 2013
中学生との読書会があるのでお題のこの本を
(前日に…)
よんどかにゃーとな!ということで読みました
去年もそうだったけど
ボリュームは少ないのですぐ読めるけど結構おもしろかったんだよね…
(去年の「ラビット・ヒーロー」と版形も厚さも装丁の感じも結構そっくりねー)
小学校5年生の空手少女が主人公です
礼儀正しくて素直で熱血でなんとも素敵な女の子なんだけど
ステキすぎてこんな子いるかしら〜〜というアルイミ純粋に生成されたような主人公。
でも
ストーリーは山あり谷ありでおもしろいしさぁ
結構グッとくるシーンも多くって
とくに
一生懸命で純粋な子どもたちに対して
大人のどーしよーもないこと…かたくなだったり向上心がなかったり世界が超狭かったり
その停滞感に泣きたくなるようなシーンが結構あったな
でも
変わっていくんですねぇそれが…
「大人世代」「老人世代」「子ども世代」がくっきり色分けされていて
しかも大人が子どもの日常を蝕んでるよねーみたいな物語でした
大人って…しょうがないなぁ(その裏が殆ど語られていないんだけどね)
おもしろかったでーす
誰向けかなぁ
中学生向けではないような…もっと小さいか逆に大きいか...
明日の読書会で中学生の感想を聞くのが楽しみです^^
そうそう
去年「最初と最後で、一番心が変化した人が、“主役”なんだそうです」
って話を先生がされたけど
それなら、主役は実は太郎くんかも〜( ̄w ̄)
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