2014年06月26日

「『筋肉』よりも『骨』を使え!」


「筋肉」よりも「骨」を使え! --- 甲野善紀+松村卓/対談 ディスカヴァー携書120 2014


ご存じ「武術」を現代によみがえらせている身体の達人 甲野善紀さんと
短距離走者からトレーナーに転身した、「骨ストレッチ」の考案者 松村卓さん

今のスポーツ界の「科学的トレーニング」に真っ向から反論し警鐘を鳴らす本

とでもいいますか。

すごーーくおもしろい。


昔の日本人って(今からすると)ずいぶん「栄養」の偏った粗食で「体格」も悪かったのに
すごく馬力あったしスタミナあったし(こんなさ。)
あるいは超人的に身体を使える武道の達人がいたり

【※後ほど追記※ これはなにも「日本人だから」ではありませぬ。日本人礼賛じゃないからね〜vv
北米のインディアン(の、どこかの部族←覚えてないケド)の人は、麦から作った土着のビールのようなものだけを摂って、一日中走り続けたとかいうのも聞いたことがあります
要はその土地風土そこに暮らす民族それぞれの身体にかなう栄養なり使い方なりがあって、それは全世界共通のしかも今の時点で確認されている範囲の「栄養学」なり「科学」ナドでは、はかれないものがいっぱいあるんじゃないかってことがいいたい】



山は崇めるもので登るものではなく
西洋の役者は頭で考えて役作りをするけど日本(アジア系?)の役者は結構感覚型憑依型じゃないのって思ったり(ドイツのオイリュトミー学校ではそうだったよ?って昔先生が話してた)
(…あれ?だんだん趣旨が違ってまいりましたが( ´艸`))


ともあれ(と、話を戻して)

そのあたり、
「身体を使う」ことにいかに科学(そして現代の私たち)が無知無力であるか
現代のわたしたちが身体より脳を喜ばせているのか
っていうことが
颯爽と論じられていて読んでいて気持ちがよかったです


「見えないところで、これまで当たり前だった常識が大きくひっくり返ってきていると思うんです。
そのことを、身体を動かしている人はもちろん、一般の人にももっと知ってほしいと感じています」
(松村さん)



スポーツのことはわたしあんまり知りませんけど
(経験があるのはうちこんだ順番に合気道とスキーとスノボとダイビング若干くらいさっ)
思えば
(ちょうどW杯now)サッカーのことだってあんまり知りませんけど

今日本代表で活躍している選手って、
子どもの頃はそんなに目立つほど上手じゃなくて…大学のときも補欠で

なんて人、けっこういますよね?

逆に言うと、子どもの頃頑張って練習して脚光を浴びてたような子はそれほど
大成してないんでしょうかね?

「科学的なトレーニング」を熱心にすることで
その子の才能をつぶしている可能性があるかも。


「筋肉よりも骨が重要である」

骨の動きは「目に見えない」

「目に見えないものが重要」

「部分ではなく、部分同士のつながり、全体を観る」


身体のことだから(か)、動きのことも、スポーツ、医療も、おんなじだわねぇ



「これまでの定説、常識」を疑ってかかることって
(だって「現象」を正確に見ていたら疑わざるを得ないことって結構あるのにねぇ)
その道の一流と言われる人ほど難しいらしいってことは本書の中に何度も出てきます

「超一流」じゃないのかもー)

それを妨げてるのは「見栄」ってはっきり。

これ、なにもプロじゃなくてもわたしたち一般人でもきっとそう。


「物理でいう『慣性の法則』のようなものは心理的世界にもあり、
今までの常識に反することに対し、それを起こさせまいとする力は潜在的に巨大なものがある」

って甲野先生はおっしゃっていますが実感こもってるなぁ…



そうそう、予告していました件

この中にね、
松村さんの「尾骨メソッド」の例が出てくるんです

自分の尾骨からしっぽが伸びている状態をイメージするとすごいパワーが出て、また身体も安定するんだそう。

「しっぽは本能的なものとつながっている」っておっしゃってますが

つい先日
新聞だったかなぁ…お名前も忘れましたがどなたかの書かれた詩を
読んだんですよね

しっぽがほしいんだ

って
切実な叫びでしたが
(もし、見つけられたら…ですけど…ご紹介しますねー)


びっくりしたーぁ。詩人って、すごい。






posted by しろくま at 19:28| Comment(0) | こんなん読みました^^
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