2025年05月07日

「永遠の贈り物〜旅立ってしまった動物に訊きたい5つのこと〜」

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永遠の贈り物:旅立ってしまった動物に訊きたい5つのこと〜アニマル・コミュニケーションで伝える動物からの魂のメッセージ〜 --- ローレン・マッコール/著 おくだひろこ/監修 中央アート出版社 2009

今年に入るくらいでしたか、アニマル・コミュニケーションっていうものがあるってことを知りまして

まぁいえばテレパシーで動物(亡くなった動物の魂も含む)とコミュニケーションをとって
質問をしたり、話を聞いたりする
っていう技術だそうで

それもいろんな人がいていろんな手法があるようで
中でもこの方の本は何冊か出ていて面白いなぁって思って

そうそう、去年1冊読んだんでした
(まだここに書いてなかった〜)


この本、最後の10ケース(10の会話)は
日英(英語の原文と和訳文)表記でありがたい。やっぱり、イキイキしてる原文で読めると嬉しい。


うちにはもう犬はいなくって
日常で接するのは馬なんですけど
お馬さんたちを見てるといつも本当に思うのよ

あぁ 魂だなぁ って
馬みたいに大きくても
鳥や虫みたいに小さくても

魂だなぁ

posted by しろくま at 21:46| Comment(0) | こんなん読みました^^

「隣の国の人々と出会う」

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隣の国の人々と出会う〜韓国語と日本語のあいだ〜 --- 斎藤まりこ/著 創元社 2024

韓国語の翻訳者の著者が、二つの言語の間を行き来しながら
思い考え感じたことを書かれた本。

この人の、言葉にハッとする感覚は好きだなぁ。
ちょっとしたささくれや、擦れや、手触りの違いに気づく感覚。

わたしも
韓国語の音韻の多様さ、繊細さに惹かれているんじゃないかと思うので・・・

思えば、30年以上前、1人で韓国を旅した時に
TVの音楽番組を見ていて韓国の歌のメロディーの綺麗さが印象強かったし
この本には韓国では「詩」が人気があるって書いてあって
(そういえば愛の不時着でも、ピョ・チスが詩を書いて披露していたね)
詩集も売れるそうだし、詩の朗読とかもおそらく盛んなんだろうな
アメリカもそうでしたけど(詩の朗読やproseなんかも盛んだった)日本とはこのあたりはずいぶん違うね。


似ていて違う国。
posted by しろくま at 21:29| Comment(0) | こんなん読みました^^

「『愛の不時着』論」

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「愛の不時着」論〜セリフとモチーフから読み解く韓流ドラマ --- 本橋哲也/著 ナカニシヤ出版 2021

「愛の不時着」にすっかりハマってこういった本も読み漁っていましたが
今は「涙の女王」が面白くて「梨泰院クラス」も楽しみました。

なんで愛の不時着はすっかり過去のドラマになってしまったのよね
この本も読んでから2、3週間がたってもうあんまり覚えてないんだけど

著者がご専門(多分)の文化論的手法を用いて
ドラマ「愛の不時着」を論じてみたというのが本書でありまして
だから面白く読みましたけれども一方で
立て板に水的言葉回しがなんとも胡散臭かったりも。。。

けど
「大好き」を表現するのにこういう言い方をする人もいるってことなんだわ。


マニアックに詳しいところも面白くって
ドラマ中の「しりとり」をハングルに起こしてくれたのも面白かったわ
(p170。でも、「ムクバサル」じゃなくって「ムクサバル」ってハングルでは書いてあるけどさ)

あとついでに言うと、

ピョ・チスのことを「ピス」って書くのはなんでなんでしょうかね??


エピローグにある
「これまで日本に来る台風が逸れれば安心していただけなのに、
それが朝鮮半島に行ったらどうなるかを心配するようになった私たち」

っていうのはほんまそうやねんなぁと思いました






posted by しろくま at 21:11| Comment(0) | こんなん読みました^^