2024年03月14日
"Heidi"
Heidi --- Johanna Spyri, 1st published 1880, this translation 1st published 1956, reissued in this edition 2015 Puffin Books
買ったの5年前でしたけど、すっかり忘れてて
読み始めたら面白くて3日で読んだわー
っていうか
赤毛のアンの時にも思ったけど
もうわたしUncle Alpの年の方に近いんじゃぁないですか
この人がどんなに傷ついていたのかっていうことが心に沁みて
それからやっぱりHeidiのいじらしい様子に
何度も涙が〜( ・∇・)
これってこんな本だったっけ?
まぁわたしが変わったってことですよね
でも
前半はワクワクして面白く読んだんですけど
後半ずいぶん神さまのくだりが多くなってからは
はーい聖書の時間♪ みたいになっちゃって
この時代、この人たちは神様を心の拠り所に生きてたんだなぁとは思うんだけど
どうしてもやはり興醒め感というか距離を感じてしまう・・・(美しいシーンの連続なんだけどもね)
さてこのPuffin版は、本文の後に
まるで子どもに読後の指導をするためのような付録がついていて興味深かったです
登場人物たちについて考えてみたり
気に入ったシーンを選んで演じてみたり
サウンドトラックを想像してみたり
あるいは地球環境について考えてみたり。。。
こんなふうに、子どもたちの興味を導いていくのも面白いわねぇ。
っていうか
(例えば授業だとしても)どれか一つをみんなで一緒にやろうとするのではなくて
子どもたち一人一人に合わせてだったらねー
この色々ある楽しみ方、発展させる方向の中のどれがハマるかは
ホント人それぞれだと思うし
中には、ただぼーっとしてお話の世界に浸っていたい子もきっといるだろうからね。
それも、特段何か表現という形をとらなくても、本当に実に豊かな時間で
むしろ作品の正当な楽しみ方だと思う(心の中の、大きくて豊かな世界のことだからね)
posted by しろくま at 23:23| Comment(0)
| こんなん読みました^^
うわ〜よくわかる〜
去年の暮れくらいからしょっちゅうみているKER。
おもしろーい
YouTube見すぎて本を読む時間がないという・・・
この回では、アメリカのPurrbleっていうぬいぐるみのおもちゃを紹介されていたのですが
男の子たちがぬいぐるみを抱っこしたり撫でたりしていてほっこり。。
その取り扱いによって、ぬいぐるみの体内の心臓の鼓動様の動きが速くなったりゆっくりになったりするらしいんだけど
抱っこしている人間の方が
ぬいぐるみの鼓動がゆっくりだと落ち着いたり
速くなると不安になったり
するらしい。。。
( ・∇・)
これってさぁ
馬上で乗り手(例えば私さぁ)が不安だったら馬も不安になるっていう
のと一緒よねぇ!
しかも、お馬さんの方が人間よりずっと、エスパー的に敏感だという・・・
うわー!
なんかすっごく、わかりました!!!って気持ちになる。
posted by しろくま at 23:12| Comment(0)
| 馬とわたし
2024年03月03日
「望月の烏」
望月の烏 --- 阿部智里/著 文藝春秋 2024
でたばかりの、シリーズ12冊目。
全部読んでる割にはもう前のお話を思い出せないけど(雪哉の人品が変わってしまってから、あまり興味がなくなってしまった)
でもやっぱりまた読んでしまったわー
そして
to be continued. やったわ〜〜〜(どうしてくれよう)
続きは来年!?
posted by しろくま at 22:20| Comment(0)
| こんなん読みました^^
2024年03月01日
「人生は、美しい」
人生は、美しい --- チェ・グッキ/監督 2022 韓国
わたし今まで観た映画の中で1番好きだったのは
Life is Beautiful (La vita e bella)
なんですけど
これはおんなじタイトルで
こっちもなんとまぁ傑作!
昨日たまたま1日用事がなかったので
夕方からのこれを観に行きました
その直前に結構ミラクルなことがあり
それからのこの作品だものマジカルな日だったわ・・・
なんともコミカルなのに
結構泣いたし
映画館でこんなに泣くのは高校時代以来じゃない?
帰りの車の中も泣きながら運転してて J'ai pleuré(外も雨だわよ Il a pleuré)
すみませんまだ複合過去しか知らないの
雨とライトで光る慣れない道をおっかなびっくり運転して
でも家に着く頃には
ふふっと笑いがでたりもして
全くもう
すばらしい
普通の人でいることがこんなにも素晴らしいことなのかと
まだどこかでやってたらぜひご覧になることをお勧めします
posted by しろくま at 10:53| Comment(0)
| たまに観る映画のはなし
「漫画 君たちはどう生きるか」
漫画 君たちはどう生きるか--- 吉野源三郎/著 羽賀翔一/イラスト マガジンハウス 2017
昨日の夕方、映画を観に行ったんです
開始時間を1時間間違えてて(早く行ってしまった)ぽっかりと時間が空いたので
入り口のカフェコーナーに置いてあったこの本を読みました
感激した!!
半分漫画で半分文章です
ちょうど
その映画館に向かう車の中で
もう30年も前の若くて未熟だった頃のことを思い出していて
いたたまれない思いになっていたところで
もう本当に
救われたような思いだった
それにちょっと話は変わるようですが
宇宙では全ての命は繋がっている
とか
一元論
とか
頭でそうか〜〜とか思っていたことが
すっと心に入ってきたような気がする
(でもわたしの頭はもう忘れてるんだけどさ・・・)
素晴らしいね
たくさんの若い人に
この本が届きますよう
時間間違えたのも必然だったな
posted by しろくま at 10:30| Comment(0)
| こんなん読みました^^