
Heidi --- Johanna Spyri, 1st published 1880, this translation 1st published 1956, reissued in this edition 2015 Puffin Books
買ったの5年前でしたけど、すっかり忘れてて
読み始めたら面白くて3日で読んだわー
っていうか
赤毛のアンの時にも思ったけど
もうわたしUncle Alpの年の方に近いんじゃぁないですか
この人がどんなに傷ついていたのかっていうことが心に沁みて
それからやっぱりHeidiのいじらしい様子に
何度も涙が〜( ・∇・)
これってこんな本だったっけ?
まぁわたしが変わったってことですよね
でも
前半はワクワクして面白く読んだんですけど
後半ずいぶん神さまのくだりが多くなってからは
はーい聖書の時間♪ みたいになっちゃって
この時代、この人たちは神様を心の拠り所に生きてたんだなぁとは思うんだけど
どうしてもやはり興醒め感というか距離を感じてしまう・・・(美しいシーンの連続なんだけどもね)
さてこのPuffin版は、本文の後に
まるで子どもに読後の指導をするためのような付録がついていて興味深かったです
登場人物たちについて考えてみたり
気に入ったシーンを選んで演じてみたり
サウンドトラックを想像してみたり
あるいは地球環境について考えてみたり。。。
こんなふうに、子どもたちの興味を導いていくのも面白いわねぇ。
っていうか
(例えば授業だとしても)どれか一つをみんなで一緒にやろうとするのではなくて
子どもたち一人一人に合わせてだったらねー
この色々ある楽しみ方、発展させる方向の中のどれがハマるかは
ホント人それぞれだと思うし
中には、ただぼーっとしてお話の世界に浸っていたい子もきっといるだろうからね。
それも、特段何か表現という形をとらなくても、本当に実に豊かな時間で
むしろ作品の正当な楽しみ方だと思う(心の中の、大きくて豊かな世界のことだからね)