2022年09月30日
不意の思いがけない感情に浸かった日
朝のお散歩コースのひとつ。のどかやな〜〜
金木犀の香りが強くなってきましたねー。
もう秋ですね
ところで
昨日のことを書こうと思います
二つほどきっかけはあったものの
普段なら全然そんなことないことがらで
思いがけないくらいの
「かなしみ」が
湧き上がってきたのでした
いやいやいや、いつもならこんなこと、ちっともかなしくないでしょ!
その(きっかけの)二つともよく考えてみたら
若干の期待はずれ・・・っていう共通点があるなあって思うのだけど
ともかく
それがきっかけになって
心の中がかなしみでいっぱいになって
薄いブルー(明度・彩度低め)の紗がかかったようになって
ちょっとびっくりした
あーどうしたら
と思ったけど
そうだ
このかなしみは
わたしの中でずっとウニヒピリが抱えてくれていたもの
それを今見せてくれている
と
思いなおし・・・
(ま、このあたり理屈はそれぞれお好きなように。と思いますけどもね)
ゆっくりウニヒピリと過ごす時間をとってみました
よかったな
今日はまぁなんというか、すっきり爽やかなのであります(おそらく)
RAS️の基本理念を思い出した。
(で、今日ちょっとだけ復習した)
私たちは、この世界に感情を体験するために生まれてくる。
(それを抑圧するなどして感じきらず、)未消化となった感情が「思いこみ」を作り出す。
「思いこみ」と未消化の(例えば痛みの)感情のエネルギーとが、「(例えば痛みの)現実」を作りだす。
(それは感情の消化を促すためのアクションなんだけどさ)
こんなところだったでしょうか
思いこみ、はbelief (あるいはbelief system)と同義かと思います
わたしのあのかなしみ、
消化されたかなぁ
posted by しろくま at 21:09| Comment(0)
| 日々雑感
2022年09月28日
「パリの空の下で、息子とぼくの3000日」
パリの空の下で、息子とぼくの3000日 3000jours, sous le ciel de Paris --- 辻仁成/著 マガジンハウス 2022
辻仁成さんが離婚されて息子さんと二人暮らしになってからの
ほぼ10年の日記の体裁です
おもしろかったよ!
わたしは「父ちゃん」でもないしパリ在住でもないし息子と二人暮らしでもないけど
なーんかこの息子さんに親近感を感じるのは
うちの息子と歳が近くて、一人っ子で、誕生日が近くて、そしてなんとなく
言うこととか似てるよのね。。
だからかも?
「フランスの子供たちはぬいぐるみとともに育つ。
ぬいぐるみを通して大人は子供に世界を教えるのだ。
うちの子はこのチャチャがパートナーだった」
うちの息子はくまの「くまぞう」がパートナーでした(そして今でもベッドの上にいるぞ)
この息子さんが素敵で
ラストどんどん感傷的になっていくけど辻さんの
お父さんぶりがいじらしくて(わたしより年上でいらっしゃいますが)
いろいろと応援したくなった!楽しく読了しました。
そうそう。それで若干感化されたというのか
今日は息子と2人で遅い昼ごはんに
(ハンバーガーを作ったんだけど)もう一手間、グラタン・ドフィノワを作って添えてみた。
(名前は大層に聞こえる?けどとても簡単なじゃがいも料理です。美味しい!)
食後、息子と並んで本を読んでたんだけど
彼は指輪物語の前編だか後編だかを、メモをとりながら読んでた。
(人物や設定をメモしながらファンタジー読むのはわたしにそっくりですわー。わたしは地図も描くことがあるけどさ)
そうそうこの本、装丁も素敵だと思いまーす
posted by しろくま at 18:52| Comment(0)
| こんなん読みました^^
2022年09月26日
馬楽記念日〜♪
すみません素顔をお見せするのはどうもー・・・(汗)
今日またいつものLちゃん(馬です)にお世話になってきたんですけども
今日は
今日は!!!
なんかもしかしたら乗馬を始めてから初めての体験だったかもしれない。(※)
レッスン中盤
Lちゃんに乗って軽速歩してて
1人と1匹で一緒に弾んでいるような感覚があって
一緒に大きなボールに乗って弾んでるみたいっていうか
それがもうとても楽しくて楽しくてー!
乗りながら笑顔が止められなかった^^
Lちゃんも絶対わかってると思うな
足並みも軽かったんです
あー楽しかった
わたしにとって乗馬の醍醐味ってのはこういうことなのかもしれないなって
わかりました
だから今日はわたしの馬楽記念日。
いつもこうあれるようになりたいなー
※今乗馬日記をめくっていたら、前回Lちゃんに乗った時(21日)に
「一緒にバウンドする感覚があった」と書いてあるー。
2回目だー!そして毎回だー!!わーい ♪♪
posted by しろくま at 21:29| Comment(0)
| 馬とわたし
「おんなの女房」
おんなの女房 --- 蝉谷めぐ実/著 角川書店 2022
なんで予約したのかすっかり忘れてたんだけど順番が回ってきたので
借りに行きました。
舞台は江戸、
下級武士の娘・志乃が、芸の道に熱心な若い女形・燕弥に嫁ぎます。
登場人物もキャラが立ってて、楽しく面白く読みましたー
でもさ。
ラストがさ。観念的っていうのかさー
わたしは燕弥さんに幸せな人生を送ってほしかったなぁー
でも
あれ?
もしかしたらあれで、幸せだったのかなぁ。
posted by しろくま at 21:16| Comment(0)
| こんなん読みました^^
「トップガン マーベリック」
トップガン マーベリック --- J.コシンスキー/監督 アメリカ 2022
オットがこういうの好きでー
(もちろんミッション・インポッシブルも好きよ〜。わかりやすい。)
見たいっていうから一緒に行ってきました。
やっぱりアメリカのこういう映画は、派手で楽しいですねー。
わたしはもっとちんまりした翳のある映画が好きだけど。どっちかといえば)
トム・クルーズの笑顔がとっても素敵です。
だけどさーエンタテインメントだけど
戦争なのよね
自分の仲間の死にあれほどナーバスになるのと
相手がどんだけ死んだかということへのこだわりのなさの落差に
驚くわ
あと
こんな難しそうな作戦に、こんな若い子たちをあてがうのって理解できない
と
思ったんだけどオットに話したらなんか説明されたわ。
説明されたくないわ。
posted by しろくま at 21:08| Comment(0)
| たまに観る映画のはなし
2022年09月19日
"Delicieux !"
Delicieux ! --- エリック・べナール/監督 フランス 2021
フランスの映画は大抵とても好き。
こじんまりしているけど、シニカルで複雑(アメリカ映画よりも、ってことですが)。
これ先週見に行ってきました。
ちょいちょい聞き取れる(つまりほとんどは聞き取れないが)も、アガるポイントでもあります。
フランス革命直前の世相。
貴族と庶民の力関係が明らかにビミョーになっていく、そんな動き、流れ、時代の胎動を端々に感じる
とてもおもしろい映画でしたー!
映画の公式ホームページにこんな記述がありました。
監督へのインタビューです。
Q.皆はマンスロンが饗宴に加えたジャガイモとトリュフの重ね包み焼きである「デリシュ」を公然と嘲笑します。
18世紀において、料理人はひたすら料理を複製することが求められ、何も発明することができず、イニシアチブもありません。したがって、マンスロンが彼の創造物を提供したことは不服従の罪に当たりますが、彼はより深刻な犯罪、すなわち食用でないだけでなくハンセン病などの病気をもたらすと教会によって断定されていた地中からの作物を使用したという罪を犯したのです。ジャガイモやトリュフは悪魔の産物と考えられていました。当時貴族と聖職者は同様に天国の食べ物ということを未だに信じていました。空中にいるという要素が多ければ多いほど、神聖な存在になるのです。鳩なんかは完璧で、地面に近い牛はちょっと劣る…という具合に。ジャガイモは非常に栄養価が高いですが、フランスで認められるまではもう100年かかります。そして、農民にその価値を理解させるために畑に兵士を配備して守るよう王を説得したという農学者パルマンティエの尽力によって、ジャガイモはフランス人の習慣に定着したのです。
なーるーほーど!
それであんなに、貴族たち(あの悪態をついた黒い服の人は聖職者みたいだった)気分を害したのねぇ。
料理もとっても美味しそうだしさぁ。
おなかすいたわー^^
おすすめでーす
posted by しろくま at 08:46| Comment(0)
| たまに観る映画のはなし
2022年09月15日
どっちでもいい〜と思ったら人生が美しくなったはなし
これ土曜日の夕方なんですけども
生駒の方の山のところが、そこだけ明るくしかも虹がかかったようになっていました。
なんかあったんかしらー?
ところで
ふとした気づきで、状況がガラッと変わるっていうこと
ありますでしょ
わたしもたまにあるんです
本当は多分しょっちゅう起こっているんだけど、たまにしか気づかないんだろうなぁって気がしてますが
今週もこんなことがありました。
4月から早起きしてウォーキングしてるんですけど
たまに人とすれ違うんですが(うちの辺は駅から遠いので人通りが少ないんです)
みなさん結構だんまりで
挨拶していいのかしらって迷ったりするんですけど
まぁでも、挨拶はわたしから!と思い直しおはようございまーす!って声をかけるんですけど
結構頷くだけとか
あるいは全然無視される方とかいらっしゃってびっくりしていたのです
思えば20年前にここに引っ越してきた時分は
道で会うとどなたも挨拶されたような覚えがあるんだけどなぁ
今でも、年配の方は嬉しそうに笑顔で挨拶を返してくださることが多いですが
そんなこんなで実はちょっぴり、ストレスだったのであります
自分から!と吹っ切ってはいたのですが
あんまり人に出会いたくないなぁと
(けどその、ガン無視する方にはほぼ毎日出会うのよ)
そんなある日。(今週です)
歩きながら、
あー今日もわたしは自分から挨拶するんだもーん
と思い(どんだけ気にしている)
あ、でもさー。
挨拶なんてしてもしなくてもどっちでもいいやんねぇ
と
ふと思ったんですよね
ほんま、どっちでもいいやんねぇ〜〜
そしたらその日は歩いている40分
だーれにも出会わないのさ!(ストレスゼロ)
唯一、出会ったおじさんは犬のお散歩をされてる方で
いつも
満面の笑顔で挨拶を返してくださる方で
その日出会ったのはその方だけ。
あらー珍しいわ
でも
すっごく気持ちいいわ!!
そもそも
「挨拶をしなければならない」ってのはわたしの思い込みですよね
ほらまたここに
あったやん
just another 謎のこだわり
そんな思い込みあるよーって
出てきてくださってたわけよね挨拶しても無視する人とか
その思い込みに気づいて手放したら
人生はなんて美しいの
ってまた嬉しくなった
火曜日の朝
(気持ちよい挨拶が好き、というのはわたしの「好み」。だけど「すべき」とは思わない。)
しんどいところにはなんかの思い込みがあるね
posted by しろくま at 19:24| Comment(0)
| 日々雑感
2022年09月13日
「原野から見た山」
原野から見た山 --- 坂本直行/著 ヤマケイ文庫 2021
(初出は1957年 朋文堂出版より)
これもこの本と一緒に、帯広で求めた中の一冊。
著者の坂本直行は北海道(十勝の南の方)で農業をしながら絵を描き山に登った人だそうで
(わたし全然知らなかったんだけど、六花亭の包装紙の絵はこの方のなんだってー!)
あと、坂本龍馬の親戚ってのも有名なのだそうな。
素朴で、欲がなくて、実直で、地に足のついた感じが
とても素敵な絵であり文章でした
スケッチを楽しみながら山に登る彼の足跡が
北海道のいろんな山に残っているのだなぁ
登攀は友と一緒であったり
1人であったり
どれもが生き生きと、温かく、幸せそう
巻末近くの「斜里岳の旅」に
特に心を揺さぶられました
この方の本はもう一冊買ったのだ。楽しみ!
posted by しろくま at 21:31| Comment(0)
| こんなん読みました^^
「健康は尾骨が9割」
健康は尾骨が9割 --- 冨田公央/著 朝日新聞出版 2016
「しっぽ」が気になる。
昨日、乗馬のレッスンが終わって別の人のレッスンを見学していたんですけど
ああ、あの、Nちゃん…(馬です)
乗りこなせる人が乗ったら、素直に動くのに
あー今日は馬場の真ん中から動かないで、蹴られても鞭打たれてもじーっとしてる…
(わたしが乗ってもそうだろうなー)
それからTちゃん…(これも馬です)
前に行かないでジリジリと下がってる…そして止まってるNちゃんを隙アラバ蹴ろうとしてる
蹴られて叩かれても、嫌がって後足で空気を蹴ってる…
もう人ごとじゃなくてわたしが焦るわ。
馬が尻っ跳ねしようが怒ろうが、安定して馬上に居られれば
毅然と指示して動いてもらうことができるんだろうなぁ。。。
なんて、夜布団に入ってからあれこれ考えておりまして
そうそう、わたしの無意識に聞いてみようと思い
bodytalkのmindscapeっちゅー技術を使って、秘訣を教えて!?ってサクッと聞いてみましたら
(以前connection practiceで習った、ハート脳コヒーランス、っていう技術でも同じことできるはずだし、もちろん他にもたくさんあるはず〜)
出てきたのがテンガロンハットをかぶって明るい茶色のベストを着た
ふぁっさーっとしたしっぽの、なんだかぽっちゃりした… リス?????
その瞬間ピンときましたわよ
あーしっぽを使うといいのねって
それで思い出したんですけど
「自分の尾骨からしっぽが伸びている状態をイメージするとすごいパワーが出て、また身体も安定する」
ってこれですね!!
いいんじゃない?
で、今朝ウォーキングの時にもしっぽを振って歩いてみた。
(わたしのしっぽはどんなんだろう…とイメージを模索しつつ)
今度騎乗するの木曜日なんで
試してみる・・・!
ということで
なんかしっぽ(尾骨)の本がないかなって
探してたらこの本が面白そうだなと思って
絶版みたいで中古の本も結構高いので
電子書籍で買ってみました(人に貸せないのが難点ですけども)
今回はkindleじゃなくてhontoの電子書籍をはじめて買ってみた。(割引クーポンがあったので)
すぐ画面がオフになる(触らずに読んでると)のは使いにくいですけどあとは軽くていい感じ。
へー尾骨、すっごく大切なんだな・・・
(しっぽを使うための本ではなかったですが)
エクササイズやってみながら、尾骨に左右から手を当てていると
結構動くんだねー 尾骨。
なんか愛着が湧きました。
エクササイズなんかも載っているので、なかなかいい本だと思います!
どんな不調も、まずは尾骨をケアしてあげるといいかもです!
(詳しくは本書をお読みくださいませ)
posted by しろくま at 15:29| Comment(0)
| こんなん読みました^^
「6カ国転校生 ナージャの発見」
6カ国転校生 ナージャの発見 --- キリーロバ・ナージャ/著 集英社インターナショナル 2022
旧ソ連生まれ、両親の転勤で6カ国(ロシア、日本、英、仏、アメリカ、カナダ)で育ち
(女性です)
現在は日本で電通にお勤めのコピーライター・クリエイティブディレクターの著者。
著者の体験した6カ国の教育現場の違いとそのベースにある価値観の差とを
大人になった著者が紹介考察している本ですが
読み物としては軽ーいタッチの肩の凝らない本です
しかも、ネットでほとんどの部分が読めるのですが・・・(後で知った)
面白かったですー
わたしも、アメリカの高校はちょっと知っている(そして、日本と随分違うなぁと思った)のですが
イギリスもまた全然違うし
フランスもロシアもカナダも違う。
それが
使う文房具だったり
席の配置だったり
先生のスタンスだったり
教科のバリエーションだったり
テストのあり方だったり
ランチだったり
に現れていて、
例えば・・・
ノートや、作文や、勉強するときに使う文具は
えんぴつ派:日本、イギリス、アメリカ、カナダ
ペン派:ロシア、フランス
一度書いたら消えない「ペン」を使って学ぶ国は、書く前によく考えることや、集中力を大切にしている。
何度でも消して書き直せる「えんぴつ」を使う国は、書きやすいこと、試行錯誤したりやり直したりしやすいこと、を(たぶん)大切にしているのかな。
著者はこう言います
えんぴつ=トライ&エラー
ペン=ロジカルシンキング
こうやって一つ一つ見ていくと
それぞれの国が
学校で子どもたちの「なに」を伸ばしたいと考えているか、身につけてほしいと考えているか
何を大切に考えているか
が
よーくわかる、比較文化論的な読みものになっています
なので
読みながらほほう。。。と考えたりガッカリしたり感心したり。
わたしは
子どもたちが自分の人生を自分で考えて楽しく生きられるような
サポートを学校ができたらいいなぁと思うのよね
自分のいいところを見つけて伸ばす
他の人のいいところを見つけて尊敬する
ひとりひとりが、できることも苦手なこともあってそれが素晴らしいと思う
お互いを理解して協力し合える
課題を見つけて解決策を考えられる
学科もそうだけど、音楽や美術や運動なども含めて、人生を楽しむための要素にたくさん触れる
美しさと調和を学ぶ
学校でできること、他にもいっぱいあるだろうな
そんな学校はどんなふうだろうなぁ
posted by しろくま at 15:04| Comment(0)
| こんなん読みました^^