香君(上)(下) --- 上橋菜穂子/著 文芸春秋社 2022
ちょっと前に買っておいたんですけど、やっと読めた。
読み始めたらやっぱり続きが気になって、すぐ読んでしまいましたが
今回も
(っていうか、前回の「鹿の王」3部作の時もそうだったのですが)
なんか物足りないっていうか
あー面白かった!!!
って感じがどうもしないのですが
なんでかなぁと思ったら
登場人物がいい人ばっかりであんまり深みがないなぁと思うのと
やっぱ基本的な世界観というか
ファンタジーだけど、とてもたくさん勉強して取材して書かれているなぁというのが目立つから
借り物的なしっくりこなさがあって
ちょっとうんざりしたのは
植物の・・・作物の話なんだけれども
何でもかんでも肥料やねんなぁ ┐(´-`)┌
鹿の王の時は、何でもかんでも薬やってんなぁ
ま、こき下ろしているようですが
このしっくりこなさを説明したいだけであって
お話は面白かったですよー
でも
やっぱ「守り人」シリーズに勝るものはないね〜