2022年01月27日
姿勢のはなし3
フラメンコの発表会イベントまであと1ヶ月を切りました
今頃になってですけど、結構がんばって練習しています。
(これは、昨日自主練をしに行ったときの様子。ビデオからキャプチャーしてみました)
踊ってビデオに撮って、それを見て、また踊って・・・を延々繰り返しています(4時間とか)
単純ですけど、これが相当勉強になる。
昨日は
うーん、腕がなんかカッコよくないよなぁ。。。
もう少し後ろに張ってみようかー。
それかもっと力入れてみようかー!
いや、腕というより肩をもう少し後ろに引くんじゃない?
試行錯誤しながらこういう段に来て
あ、そうや。先生、肩甲骨を引いて、くっつけるようにする、って言ってたっけ・・・!!
と思い出し(今頃)
肩甲骨をがんばって目一杯寄せて踊ってみたら
おおー!なんか、いいんじゃない??
腕やら肘やら肩やらあれこれするよりも
肩甲骨引いただけで、全部がよくなった。なんなら、
顎も引けて後頭部もスッと伸びる。
これ
(先日の乗馬の)
bracing the back すれば、脚も太ももも腰も全部いいところに入ってリラックスもできる。
っていうのと
おんなじですやんか〜
何がより、根本的なところかということ。
いやあのね。
ビデオで自分の踊ってる姿を見るとですね
思ってた以上、多分20倍くらい(どんだけー)、姿勢が悪くて唖然としちゃう。
巻肩だし〜〜〜(涙)
それで、肩甲骨を寄せるようにするとですね
(まぁこの際、4スタンスのA1タイプとかいうのは横に置いといて)
自分が思った(しんどいし、すごい大袈裟な姿勢のような気がする)より全然見た目は変わらない(…)んですけど
体は動くし
何より
気持ちいいね。この姿勢が。
いやー、基本ってほんと、大事なのねぇ。。
前にも書きましたけど
運転してるとき気がつくと、顎が出てて
そうすると後頭部が縮まって不愉快。っていうか痛みも感じる。
でも(昨日からやってみてる)
運転中に肩甲骨を寄せるとですね
あーら
後頭部がスッと伸びて、
車のシートのカーブに、腰から後頭部まで全部フィットしますね〜
昔は
車のシートってなんでこんなに体に添わないカーブなんだろうね??日本人用じゃないんじゃね??
って思ってたけど(スミマセン)
乗馬のために坐骨座りするようになってだいぶシートに体が合うようになって
それでもバランスバックしないと後頭部はヘッドレストに触れなかったけど
肩甲骨寄せたら、顎も出ないで後頭部フィットしますわ。
別にシートに体を合わせる必要はないんだけど
体を直していくとシートに合うようになったわ。
日々のこういう発見がなんていうかすんごい楽しいー^^
背中が丸い、とか、肩甲骨寄せる、とか、胸を張る、とかいうのは
実をいうともう何十年も前からオットには言われてたことなんですけど
人から(特にオットには〜)言われるとムッとするのよねぇ。
自分で見つけて理解したら素直にやろうと思うもんやわ。まぁ数十年かかったわけやけどさ。
better now than never〜
(追記)
↑を読み返していて、ふと思いついた。
肩甲骨を寄せて、胸を張る姿勢になった時、
以前だったらもしかしたら、腰を反っていたかもしれないのね。
(これで踊るといっぺんで腰を痛めそう)
この頃、乗馬で腰を入れる(腰の反りをむしろ逆に、平らにする感じです)
ことに慣れてきているので(bracing the backですね)
この状態で肩甲骨を寄せることが、できるようになった。
ってそういうことなのかもしれません。
今じゃなきゃできなかったのかも。へっへっ数十年前じゃぁ無理でしたわ。あらまぁ。なんてこと。
posted by しろくま at 20:41| Comment(0)
| 日々雑感
「高山なおみ ウズベキスタン日記 --- 空想料理の故郷へ」
高山なおみ ウズベキスタン日記〜空想料理の故郷へ〜 --- 高山なおみ/著 新潮社 2016
この方の紀行文の中でロシアとウズベキスタンを選んだのは
どちらも好きな国でロシア(極東)はわたしも行ったことがあるからで
ウズベキスタンは以前から一度行きたいと切望している国だからなのですが
時系列的に先に行かれたらしいロシアをさきに読みまして
それから今回ウズベキスタンを読みました
で
こちらの方がずっとずっと面白かったです
前作と同様の独特の繊細で優しい感受性はそのままに
前作のようなふわふわした危なっかしい感じは無くなって
(やはり若干夢子ちゃんっぽいんだけれども)
シャシリク屋の家族との邂逅や
ダルバン村での4日にわたるあれこれなんて
本当に素敵で
いっしょに旅をさせてもらった気分。
図書館の本だからいつものようにあれこれ
(わたしは本の角を折ったりラインを引いたりして読んでしまうのでー)
素敵だったところを引用はできないんですけど
いっしょに旅をされた川原さんの
「なんか、言葉が通じないくらいの方が、いろんなことが分かるみたい」
っていう言葉は
温かくそして若干の重みとともに、心に残りました
そうそう
「空想料理」っていうのはなんなんだろう?
っていうのは本書の中には出てきません
多分
愛読書のようである(そしてロシア旅行もこれも、その旅程をなぞっている)、「犬が星見た」の中に出てくる
ウズベキスタン料理を想像してたってことなのかなぁ
それにしても
お二人とも一度ならずお腹壊してましたねぇ
食べ物も、気候も、日本とずいぶん違うようなのに
ウズベキスタンの人たちを結構身近に感じるのはどうしてかなぁ
posted by しろくま at 19:58| Comment(0)
| こんなん読みました^^
「おとうさん、いっしょに遊ぼ Papa, viens jouer avec moi.」
おとうさん、いっしょに遊ぼ --- じゃんぽ〜る西/著 祥伝社 2021
じゃんぽ〜る家(いや西家?)は
お子さんが増えて2人になっている。
前の本はご夫婦の共著でしたけれども
(そしてその後わたしはカリンさんのご著書も買って読んでる途中なのだが)
これはじゃんぽ〜るさんだけの作でだから(漫画家だから)全編漫画。
で
作者が絵本についてあれこれ調べたり考えたりしたことがネタになっています。
ちっちゃいこあるある それに じゃんぽ〜るさんの一生懸命さが面白く。
そして
絵本のあれこれは参考になりましたー
ちっちゃい子(息子さん)のまあるい頭やまあるい肩が、
そうそう、子どもってこんなんよねぇー!!
っていっぱい「いいね!」したいくらいかわいい。
パパ遊んでー!っていうより、絵本見聞録とか絵本ライフって感じだな。
(あ、いっしょにあそぼ、でした)
余談なんですけど、「遊んでー」って
Joues! とかJouez! じゃなくって Viens jouer! なのね〜
ちょっと今からさ、っていうニュアンスなのかしら。うーん。勉強になります
posted by しろくま at 19:26| Comment(0)
| こんなん読みました^^
2022年01月25日
「高山なおみ ロシア日記---シベリア鉄道に乗って」
高山なおみ ロシア日記--シベリア鉄道に乗って --- 高山なおみ/著 新潮社 2016
先日、NHKでこの方の神戸のおうちが映っていたんだけど(数年前に越してこられたそう)
古そうな、でもキッパリとした窓枠の感じや、お部屋の感じが素敵で
ああ好きなものが似ているかもって思って
読んでみました。
画家のお友達と2人で(出版社が関わる取材旅行でもあるけど)
韓国経由で船でウラジオストクに行き、そこからシベリア鉄道でイルクーツクまで行く旅。
ウラジオ→ハバロフスクはわたしも以前家族で旅したことがあり
(シベリア鉄道に1泊だけ)
このかたは2011年だから私たちより3年前ね。
そしたら、あまり違わないだろうなぁ
と思ったけど
そのとき、APECに向けて工事中だったウラジオストクの橋などは、もうできた後で
展望台からよく見えたから
ウラジオストクの風景はきっとずいぶん違ったかもしれない。空港もとっても綺麗だったもんねー
TVでもずいぶんおっとりした感じの方だったけど
この旅行記もまぁ、ぼんやりエピソードがいっぱいでなんだか、大丈夫かしらこの人。って
思いながら読んでました
料理家らしく、食べたものの材料や作り方を想像しながら書かれているのがおもしろい
あと「ウズベキスタン」の旅行記も借りてきたので、こちらも楽しみ。
posted by しろくま at 17:51| Comment(0)
| こんなん読みました^^
2022年01月23日
bracing the back
唐突なお知らせでございますが
馬が怖くなくなりましたー(ほぼ以前くらいには)
去年の10月末に落馬して以来
馬に乗ると体が硬直して、バランスを取れなくて
ビクビクで乗っておりまして
今年の初乗りは(1月6日でした)もう、怖いしやめたい…とか思いながらで
自分でも一瞬(一瞬かい…)ブルーになってしまったのですが
この急な展開(うふうふ)
まぁまだ、本当に(前ほど)怖くないかどうか確認しないと堂々とは言えませんが
急に乗り越えられた気がするのは
理由がたぶん2つありまして
一つは1月7日に受けたbodytalkのセッションで
(詳しいことはそのうち書きますね)
もう一つはこの
"bracing the back" のおかげなんじゃないかなと思います
身につけたわけではなく、まだ概念しかわかっておりませんけども。
話はちょっと長くなります。
去年、北海道に行ったときに、乗馬の三木田先生にお会いすることができましてん
で、先生がご著書の中でおすすめされてる教本が「ミューゼラー」なんですが
以前読み始めてみたものの
すごい昔(1982年)の本で訳文もなんやら小難しくて
途中で挫折しておりましたがでも、先生とお話ししながらやっぱり読もう!と思い
ドイツ語の原書は読めないから英語版を買いましてん
Riding Logic --- Wilhelm Museler, 5th edition, Methuen. London, 1983
そしたらおもしろくて!
読み始めたら新版(あるらしいと最近知った)とどう違うのかが気になって
これはリアル本は中古でもすごく高いので
しばらく迷ったんですがkindle版を買って
Riding Logic --- Wilhelm Museler, Trafalgar Square Books, 2021
と、相変わらず妙なところがマニアックですがまた最初から
新旧版を見比べながら(要はどこが改編されているのかをチェックしながら)
読んでいるんでありますが
あ、そうそう、英語の方がずっと読みやすくて(日本語版は意味がわからないところがあるし、例えばcollection(収縮)を「内方姿勢」と訳していたりもして、でも訳されたときに乗馬のプロの監修も入っているはずなので、このあたりの是非はへたっぴのわたしにはまだ断言できないんですけども…)
で、もうもっぱら英語の方を読んでいます。
それで思うのですが
ミューゼラーさんすごいんです〜〜〜
本日のタイトルのbracing the backっていうのは日本語の乗馬の本では
「腰を張る」って訳されていると思うんですけど
これ日本語だからわかるような気がついしちゃいますけど
実際はテクニカルタームなのでちゃんと理解するの難しいんです。
で
ミューゼラーさんはこれが!まず!何より!大事だと力説されてまして
教本の1番最初に出てきて
なんと8ページ以上も費やしてあれこれ説明しています
数えてみたら(電子書籍はこれが便利。)一冊の本の中に30回もbracing the backが出てきて
braceとか bracedとかではさらに29回
まだ全部読めてないけどさ〜
でね、でね、
要はですね。
このbracing the back---「背面の筋肉を引き締める」ことを習得した上でないと
・バランス
・正しい騎座(シート)
・常歩
・停止
・扶助
諸々の習得はできません ってあって
ついでに言うと「片方だけのbracing the back」は
・収縮
・回転
・駈歩できちんと座る
ができるためには必須なんだそうですわよ奥様!(なぜに奥様)
「停止」を習うときにこの動作は自体は教えてもらうんですけど
こーーーんなに大事だとは思ってなかったわ!
できるまで繰り返し練習したこともない。
ミューゼラーさんもおっしゃってましたけど、上手な人はこれを無意識に使えるから
そんなに大事で、しかもいつまでもバランスの悪い人は実はこれができてないんだとかっていうことが
わかんないのかもね??
馬に乗るのには、そして怖さを克服するには
まずはバランスなんだけども、バランスの悪い騎乗姿勢を直すために
足、とか胸、とか腕、とか・・・を指摘したり、絵や写真の姿勢を理想とするのは
むしろ体が硬直するもとになる。
(この辺は、長野のスクールでも、理想のバランスは絵や写真ではなく、「動き」の中にある〜balance in movement〜、って教わりました)
このbracing the backを身につけることで、むしろ逆に、体は上に伸び、足は下に伸び、
リラックスが可能になる
これこれこれ、これを教えてほしかった!!
これを身につけたい!!
と言うことで、以来練習しています
頭でわかっても馬の上で練習しないとダメなんです(ミューゼラー先生談)
さて。
でも。
じゃあ
このback muscle って、一体どの筋肉でしょう?
背筋?(と、言ってもたくさんありますけど概ね。)
多裂筋?
腰筋?
わたしは、うーんと考えて、文中の
loin
って言葉を手がかりに腸腰筋(特に大腰筋・小腰筋)なんじゃないかと
睨んでおりますが
まだよくわかんない。
この辺りはまた、ぼちぼち練習しながら探っていきたいとおもいます。。。
なんか、マニアックな話になってすみませんー
嬉しいのでつい書いてしまった。
posted by しろくま at 18:59| Comment(0)
| 馬とわたし
2022年01月22日
"Harry Potter and the Cursed Child -part one and two-"
Harry Potter and the Cursed Child -part one and two- --- J.K.Rowling, John Tiffany and Jack Throne, Arthur A. Levine Books, 2016
聞いてもらえます?
このペーパーバック版をAmazonで見て
おおーこれは読みたいわ!と思って
ポチりかけたけど、すんでのところで思いとどまって(ちょっとかしこくなった)
この既視感・・・これはもしや・・・
で、本棚を見にいったらこのハードカバーがででん!とありましてん
出てすぐに買ってたのよ
そうですよねぇぇ!!めっちゃファンやってんもんねぇぇ
で、そうかそうか、買ったけど読んでなかったのか〜と思って読み出しましたら
なんか読んだ形跡があるのです
途中まで読んだのねわたしー??
って思いながらふとおさかなやをググってみたら
読んでた !
唖然。
まーーったく覚えてなかったし(我ながら自分がコワイ)
それでまた、全く新鮮に読みましたっっ!
でもなんで、シナリオなんでしょうね?この頃(これといい)?J.K. Rolling?
文章書くのめんどくさいの??燃え尽きたの!??普通に書いてくれた方が子どもは喜ぶよ??
で、
どうも初読の時↑は、大層面白がっていたみたいですが(わたしよ)
今回はそうでもなくて
なんていうの、バカ息子2人のアホな失礼、愚かな(一緒か)「やらかした」話よ?
過去を変える、展開も稚拙じゃない?
こう都合よくいくはずなくない?
Delphiちゃんも不憫じゃない?読んでて興が冷めかけ。
ただまぁ、読後感は悪くないのよね。
この2少年がへこたれなくて会話が面白くて。
やっぱりちょっと、何かを変えたんじゃない?
(てこれを、成長と言うんですねたぶん)
今回気に入ったところ:
ハードカバーなので
カバーを外した本体の装丁が大層好みです。黄色と黒で。これはかっこいい!
posted by しろくま at 18:51| Comment(0)
| こんなん読みました^^
2022年01月20日
「王の祭り」
王の祭り --- 小川英子/著 ゴブリン書房 2020
明日の「子どもの本を読む会」の課題図書ということで読みました。
なんか不思議な表紙の絵でへへー?と思います。裏表紙まで続いているこの絵を、あんまりじっくりながめないで読む方がいいです。
(imaginationを限定してしまいますです)
舞台は、信長のいる時代の日本と、エリザベス1世のいるイギリスです。
立ち上がり不思議な感じでしたけど、だんだん引き込まれていって面白く読みました〜
登場人物の織田信長、エリザベス1世、シェイクスピア、阿国の4人は
確かに、ほぼほぼ同時代の人たちなんですねぇ。
わたしは歴史に疎いので、細かい相違などわからず楽しく読みましたが
(作中シェイクスピアは子どもですけど、名前がウィリアムだし、パックも出てくるしエイボン川だしまぁすぐ想像はつきますねー)
でも
創作されたキャラクターのハムネットがなかなか魅力的です
日本に残って、あの後、どうしたんだろうなぁー!
三つ子の女の子は、ムーミン谷のトフスランとビフスランみたいやった。
子どもの本だけれど、なかなか凝った設定で、
意外性もあって
ウィル(シェイクスピア)も成長し
エリザベス女王も覚悟が決まり
まああんなに早く言葉が通じるようにはならんと思うけど
小さな恋もあったりして
堪能しました。面白かった。
「読む会」の他の皆さんの感想も楽しみですー
posted by しろくま at 11:39| Comment(0)
| こんなん読みました^^
2022年01月14日
こだわりを一つづつ脱ぎ捨てるー
ここ数年ですが
自分を自分で不自由にしてる妙なこだわり
に少しずつ気がついてきて
一つずつやめていったら
すごい楽!!!
になっています
例えばー
洗濯するとき。
オットや息子が服や下着や靴下なんかを
表裏に脱いでたりするじゃないですか
いちいち元に戻して、あーやだってイラッとしていたけど
もうそのまま洗って畳むことにした
着る人が着る時にひっくり返せばいいじゃん
(流石に、半分裏返っているズボンなんかは直す。乾きが悪いしねー)
聞いてみたら、2人ともちっとも気にしないらしいです(そもそも!)
それからわたしってば
オットのシャツ(下着)と息子のシャツとでは違うたたみ方をしてたのよね
全くもって妙なこだわり
(その都度たたみやすい方でやることにした)
この頃は
ハンカチのアイロンも
今までは折り目までにプレスをかけてたけど(!)
もう全体にアイロンをかけたらあとは
パッパとたたむだけにした
超楽!
変なこだわりで自分自身を
縛っていたのねぇ
そんなことありません?
一つ一つ発見したらほどいていってます
そうやって少しずつより自由になっていく
他にもなんかないかなー (ありそう)
posted by しろくま at 15:06| Comment(0)
| 日々雑感
2022年01月12日
「カゲムシャのたび」
カゲムシャのたび --- 昌子武司・文 河原靖子/絵 ひかりのくに 1989
先日ご紹介しました、「東海道を馬で行く」の著者が文を書いて
絵本を作られたんですねぇー
こちらの主人公は馬のカゲムシャくんです。
(鹿毛だから本当は鹿毛武者だそうな)
おおむね、「東海道を〜」と同じエピソードが書かれていますが
崖を落ちたってのは初耳ですけど!
すごくない?ホントかな?脚大丈夫だったのかな?(馬の)
行く先々でいろんなことが起こる1人馬の旅。
これは、読んでもらったら楽しそう。
ともあれ
カゲムシャくん本当に子どもたちに愛されたんですねぇ
気性の激しい馬だったカゲムシャくんが、この旅で
「子どもが大好きになりました」
ってことがよくわかりますー
著者は児童心理の専門家だから、きっと、素敵な具合に、子どもたちと交流されたのでしょうねー
ところで
このようなロングライド、
たぶん、ウェスタンの鞍の方が乗りやすかったでしょうね?
posted by しろくま at 19:04| Comment(0)
| こどもの本
2022年01月07日
「アドラー心理学入門」
アドラー心理学入門 --- 岸見一郎/著 ベスト新書 KKベストセラーズ 1999
アドラー心理学、よく目にするけど
本を何かちゃんと読んだのは初めてじゃないかなと思います
おおおおもしろかった!
もう何から書いたらいいかわからんわ
わたしこの本を読みながら考えていたのは
少し 子育てのことと
多めに 乗馬のことでした。乗馬っていうか、「馬が怖い問題」のことさ。
トラウマとかPTSDとかというのは
「外界の理由によって『心が傷つけられて』いるために起こる」
わけなんだけどもアドラーはそうじゃなくて、
「私たちは経験によって決定されるのではなく経験に与えた意味によって自分を決める」
つまり
「トラウマを人生の課題を回避するための口実にするのであり、このような口実を『人生の嘘』と呼んだ」
わかりやすい解説はさ、アドラーの本を何か読んでいただくとして
わたしがふと考えたのは
「落馬したから馬が怖くなったと思っていたけど、
それはわたしが口実にしているだけじゃない?」
ってことですね
もちろん、例えば先生に向かって「落ちたから怖くて体が固まってしまうんです」
なんて言う時にはそれは言い訳だな。うん。
だけど
実際意識ではどうにもできない恐怖が湧いて体が固まって(which is, リラックスが大切な乗馬では大変よろしくない)
しまってるんだけども
これわたしは何を、なんの課題を
それに向き合っていない口実にしているんだろーか??
ってマインドマップで色々考えてたらなんと
へぇー!って意外な、面白い結論が出てきたんですけど
あれ、でもこれってもしかして原因論にすり替わっていル?(あらー)
しかも内容もちょっとお話しするのは気恥ずかしいので書くのはやめとく(てへ)
あ、でも、原因と捉えず、それから逃げなけれが原因論にはならないか??
ともあれ。
本書には
勇気づけ
課題の分離
横の関係
など
ほほーと思ったことも
そうだよね こういうことか って同感に思うことも
たくさんあったのですが
読み通した最後に心に残ったのは
1番最後の
「できることから始めよう」の章
今わたしの目の前のこれ、この人しかいない
それから
アメリカの家の前で手を振り続けたおじさんのエピソード
とってもいい本でした
著者は(アドラー心理学で有名ですけど)心理学者ではなくて
ギリシャ語を教えてる哲学者なんだそうですね
その分読みやすかったんじゃないかと思うんだけど。
未読でしたらぜひ。
posted by しろくま at 22:45| Comment(0)
| こんなん読みました^^