2021年10月30日
"Horses Never Lie"
Horses Never Lie : The Heart of Passive Leadership --- Mark Rashid, A David & Charles Books, 2000
この本は旧版で、若干加筆された新版があるらしいのですが→
でも
こっち(旧版)表紙の方がずっと素敵で、この版で読みたかったのよねぇ。。
(表紙も、読むmotivationを後押ししてくれる気がした)
で、古い方を買ってみました。
すっっっっっっごくおもしろかった!!!
(新版の表紙でも読めたかも〜)
馬のことを知りたくて、
HorseSpeakとかいろいろ手を出しているのですがなぜか最後まで読みきれなくて
でも
この本をまず、先に読んどくべきだったからなんだわ。(私はね)
ということがわかりました
著者は
小さい頃(10歳くらいだったか)近くにできた馬の牧場の馬を
自転車に乗って1人で見に行ったことから
人生を変える出会いを得て
一生を馬と付き合うことになるのですが
著者の周りを見る目、観察眼もとても素晴らしいんです
そして
その時に著者を導いてくれた老人の「在り方」が一生の指針というか宝物になるのです
それからの馬との出会い。
そんな様々なエピソードが書かれていて
物語みたいに読みやすくてすっごくおもしろくて!
人には従順で大人しいのに、馬に対しては変貌していわゆる"アルファ"になる馬の話。
(こういう気質って、生まれ持ったものなのかなぁ)
いつも静かで落ち着いている別の馬(Buck)が、他の馬たちの信頼を得て、周りに馬が集まっていく様子。
いわゆるアルファ、"ボス馬"に対して馬たちが起こす行動が、「恐怖」と「信頼の欠如」によって起こされている様子と、一方で、決して戦わないBuckのような馬を、馬たちが自分から「求めて」周りに集まってくる様子。
それから
著者が自分で乗ったり、あるいは「問題があっ」て著者のクリニック(馬の調教相談)に来た馬たちの話。
馬たちが教えてくれるのは、信頼すること、
いつも一貫していること・・・や、馬の言いたいことに耳を傾けること、そして「感じる」こと。。。
最後の方は
馬に信頼され、コミュニケーションを取れるようになりたい、と願いながら、いろんな方法論を探して、習って、
一方的なコミュニケーションのテクニックに陥って馬の信頼も失ってしまったある飼い主が
そんな自分のありかた(むしろ生き方自体)にやっと気づく、これもなかなか感動的な話。
どれも一朝一夕にはできないことだし
まして
わたしのお世話になっているような、練習馬の皆さん^^ だと
こういうのはなかなか難しいって、正直思いますけど
でも。
どのエピソードにも、馬の優しさ、要求に応えようとする真面目さと真摯さ(と、それに気づかない人間の鈍さも。)が溢れていて
ほんと
"The pure wonder and joy of just being on, or even around, horses,"
なんだなぁー。ってしみじみ思います
この本が問いかけているのは
あなたは
恐怖で他の馬をコントロールする、信頼されていない「"アルファ" ボス」になりたいですか?
それとも
(著者によってpassive leadershipと表現されている)一貫した行動と問題解決能力等で、他の馬に信頼され
"togetherness"を大事にする
「静かな、馬に選ばれたリーダー」になりたいですか?
ってことですよね
馬のお好きな方にはぜひ、ご一読をお勧めしたいです
ところで
この本は和訳されているのかなー?
(そして、新版の加筆部分が気になる。あらどうしよう)
posted by しろくま at 13:30| Comment(0)
| こんなん読みました^^
2021年10月25日
「何をやってもダメだった肌がよみがえる 美肌理論」
何をやってもダメだった肌がよみがえる 美肌理論 --- 岩永恵琴/著 現代書林 2021
facebookでおすすめされてたから読んでみましたけど
大して目新しいことは書かれてなかったし
読みながらなかなかストレスが溜まる本でした
わたしは、うちのサロンではこれをやっています、これがいいです、ってたくさん書かれてるんだけども
どこで手に入るとかは一切情報がないし
(サロンに来てねっていうことでしょうか)
唯一面白かったのは
巻末の池川先生との対談の部分の池川先生のおっしゃるところだけですけど
それなら池川先生の本を読めばいいわけだし
すぐ読める本だからそう時間はとられないけど
おすすめはしないなー
「池川 帯津三敬病院にいらした土橋重隆先生は、著書の中で、卵巣がんの人にはこだわりがある人、頑固な人が多いと、性格と病気の関連性を指摘しておられます。
私が子宮筋腫の人を調べたところ、『男の子がよかった』と言われていた人と、『橋の下で拾われた』と言われた人が多かったのです。男社会の中で女性性を否定している人、男に勝たなきゃ、女で損したという人も、筋腫になりやすい。そして、『私、女でよかった、生まれてよかった』と考え方を変えた人は、筋腫が消えた人が少なくないのです」
「腸をきれいにすると、肌がきれいになるのです。
私の近所に内視鏡が得意な先生がいたのですが、突然、内視鏡検査を止めてしまいました。止めた理由は、腸の中のきれいさが肌と同じだとわかったから。肌を見れば、腸の中がわかると言うことですね」
今度池川先生の本読も・・・
(昔だけどこれは読みました)
posted by しろくま at 20:55| Comment(0)
| こんなん読みました^^
病気や不調(症状)は自分を知ることだねー
スマホ変えました。
容量が足りません、ってまいにち言ってくる以外は、とくに元のスマホに不満はなかったんですけども
変えてみたらやっぱりあたらしいのってサクサクしていいわーぁ
壁紙もこんなすてきなのがあった♪ひゃっほー♪
(と、早速カスタマイズ。)
ところで
前から時折お話してたかとは思いますが
左の親指の第1関節から上だけにでるちょっとした湿疹が
治らなくてうっとおしい。治ったと思ったらまた現れる。
はーい
なんか伝えたいのよね
わたしの体はね
症状はメッセージだ、ってわかってるんだけどさ
どうにも
真剣に向き合っておりませんでしたが
わたしにはいろんなツールがあるじゃーないですか
mindscapeも
本もさ
先々週は、もう湿疹はないってのに、
今度はフラメンコでカスタネット叩きすぎて、
左手の親指の爪の根元が腫れてきた。なんなん。これ、なんなん?
ということで
ようやっと重い腰を上げ本調べてみました。
そうそうほんとうに
自分と向き合うのって気が進まないよね。なんか見たくないもん出そうよね。
日頃目を逸らして暮らしてるものがね。
ええと。
たくさんのことが書いてあるけど中にどこかピンとくるものがあるはず。
親指については2ページ半、記述がある中で、ふむふむ。
たぶんここだな。
「親指上部の問題:
"Motivational self-sabotage.やる気になることをさぼっている。"
能力に関する不安を抱え、その一方で、もしくは優位に立ちたいという気持ちがあって、逆にこの世界での達成を自分で妨げている。」
そしてとくに「左手の親指の先端の問題」
「"Shooting themselves in the foot." (戦争に行きたくないもんで自分で自分の足を撃つようなこと)
やる気、動機に葛藤を抱えて、達成することを拒み続けている」
すすすす、鋭いです。。。
(全部にピンときているわけではないのですが)
でさ、じゃぁどーすりゃいいのよ!
って腹も立ちそうなもんですが(そんなことない?)
わたくしここで思い出しました。
そうだ。
そうだ、って気づけばいい、わかってりゃいいんだった。
解決しようとしなくても。
知らせることが症状の目的なんだからさ
わかってほしいだけなのよ〜〜(せつない)
このごろ、そうそうそういえば、唐突に足首が痛くなったり
膝が痛くなったりもするんで
(そして半日もすればなんともなくなる)
膝と足首も調べてみよう。意識を向けて思いめぐらしてみよう。
そんなこと考えながら洗濯もの干してたら
膝って
足と身体が行きたい方向が違うときに、ひねって痛むよね。。。
なんて思い当たったりして
ということで
病気になることは自分を知ることでもある。
安保先生もそう言ってたな
posted by しろくま at 15:00| Comment(2)
| 日々雑感
2021年10月21日
「日本の島々、昔と今。」
日本の島々、昔と今。 --- 有吉佐和子/著 岩波文庫 2009
(1981年発行の書籍を文庫化したものです)
有吉佐和子はおもしろい!
っていうかこんなにおもしろいと思わなかった。
わたしにしてみたら昔の人で、ちょうど子どもの頃もうすでに活躍されてた感じで
「複合汚染」なんて教科書で習ったもんだから直接読んだことがなかったのよね、そういえば。
昭和54年から55年まで、著者が直接
日本のいろんなところの島々に出かけて、おもに漁業の観点から見聞きし取材したルポです。
島はですね
焼尻島・天売島(北海道)
種子島
屋久島
福江島(五島列島)
対馬
波照間島
与那国島
隠岐
竹島
父島
択捉・国後・色丹・歯舞
尖閣列島
(竹島、北方領土、尖閣には、上陸されていませんが。)
わたしが行ったとあるのは、波照間だけだな・・・(もう船しかなかったけどね。当時は、飛行機が飛んでたのね。)
本書は
もう、どこから紹介したらいいのかわかんないくらい面白いのですが
印象的なのは
著者の博識ぶりと行動力と
それから
日本の島嶼地域(ほぼ僻地)の人々の生活の厳しさと
それから
その人たちの魅力。
特に
「隠岐」の章で出てくる、組合長米津さんの人となりと来し方の面白そうなこと。
すごいおもしろい小説になるんじゃないかしら・・・(もうあったらスミマセン)
小さい島々が国際的な力関係のはざまで
翻弄されている様子が
今もそうだなと思うし
そこに焦点を当てて横断的に斬って見せた著者の力量はすごいです
いろいろハイライトしたいところはあるけれど
一番最後に書かれている
「改憲論や軍備強化を主張する日本人は、どこと戦争して、誰が死ぬと思っているのだろう」
に、激しく共感します
やっぱり男性には、逆立ちしてもこの本は書けないのだ。
おすすめです
(おまけ)
もう1箇所引用しとこう。(ただし本書の平均的な雰囲気の部分ではありません。わたしにはツボ)
「『あのォ、浦島太郎が乗ったのは、アオウミガメでしょうか』
『いや、あれはアカウミガメです。あれは雑食で、獰猛な顔つきをしています。アオウミガメは草食ですから、見てごらんなさい、仏さまのようにいい顔ですよ』
わたしは浦島太郎のフォークロアの世界伝播地図について知識があり、アカウミガメの生息分布と必ずしも一致しないのを知っていたが、異を唱える気にはなれなかった。何より、アオウミガメの顔が仏さまのようだと言う倉田さんの信念に圧倒されたからである。
東京にアオウミガメのステーキを食べさせてくれるレストランが何軒かあるのを知り、帰ったら必ず出かけてコロンブスと同じ気分で乾杯しようと思った」
posted by しろくま at 17:46| Comment(0)
| こんなん読みました^^
「漫画家がバーテンダーだったときの話」
posted by しろくま at 12:31| Comment(2)
| 日々雑感
2021年10月16日
「ユージン・スミス写真集 A Life in Photography」
ユージン・スミス写真集 W. Eugene Smith: A Life in Photography --- W. ユージン・スミス/著 クレヴィス 2017
先日映画「MINAMATA」を観たので
ユージン・スミスの写真が見たくて図書館で借りてきました
(予約してからちょっと待った)
20代の頃から最後の仕事となった(んだと思う)50代の水俣の写真まで
建設現場や工場・農場の労働者たちや家族や
戦場の戦士たちや民間人や
往診の医師や産婆さん
アフリカ・ランバレネのシュバイツアー博士
日立
そして水俣の人たち・・・
被写体は世界中の人たちだけど
わたしは写真ってそんなに見たことがなくて知らなくて
でも
その人たちがたくさんの背景を背負ってそこにいることが伝わる
彼の撮る写真はそんな写真
表紙はユージン・スミス(当時28歳)のお子さん2人だそうです
「楽園への歩み The Walk to Paradise Garden」そうタイトルがつけられている
このとき彼は、沖縄戦の従軍から(負傷して)帰ってきたばかり
「兵隊たちは土塁の後ろに身をふせるが、スミスは、迫撃弾の炸裂煙を背景にムーアの写真を撮ろうと立っていた」
(ムーアは彼が被写体としていた兵士)
彼が水俣を撮り始める直前に、ニューヨークで開いた回顧展のタイトルは
"Let Truth Be The Prejudice" だったそうですが(日本でのタイトルは「真実こそ我が友」)
このタイトルの意味について元伴侶のアイリーンさんがこう書いていました
「今の時代こそ、過去と未来と同様にこれを必要としている。
『Prejudice』は『先入観』であり、普通『偏見』となる。
『Let』は『願わくば、そうなりますように、そうなるようにしましょう』であり、私たちが持つPrejudice(先入観)がTruth(真実)と等しくなりますようにという願いなのだ。
私たちには生い立ち、生きてきた環境、全ての体験により先入観がある。
直接体験したこともない、知らない世界がその外にあり、外の世界を伝える伝達者(ジャーナリズムを含む)からの情報を元に判断を下している。したがって、その判断は実際の真実とはきっと異なる」
(中略)
「彼の願いは私たちの先入観ができるだけ真実に近寄ることであり、ジャーナリストの仕事はそこに近づけるという試みだ。
だが、ジャーナリストも皆と同じく先入観の持ち主だ。だからユージンはジャーナリズムから『客観』という言葉を省くべきだといつも言っていた。
(中略)
『客観的(objective)である』というのはウソであり、大切なのはfair(公平)でありhonest(正直)であることなのだ」
ユージン本人は日立(水俣に取り組む前)での仕事の後にこう書いてます
「私は、力の及ぶ限りの内省をいく度も重ね、真実が偏見となることを厭わなかった」
映画のジョニーデップ、実際のEugeneの写真とすごいそっくり
posted by しろくま at 16:02| Comment(0)
| こんなん読みました^^
2021年10月15日
中心に近い方から解決する
しばらく間があきました。
秋らしい爽やかなお天気が続きますねー!
わたしは、先週また長野へ乗馬合宿に行ってまいりました。
(上の写真は、合宿所のFacebookからお借りしました。これは確か、みんなで股関節を触りながら乗っているところです。先頭から3人目がわたし。プロテクターベストがブカブカ〜^^;)
この素敵な合宿所、5月に初めて行ったから、まぁなんと、今年2回目だわ。こんなに早くまた来れるとは思ってなかった。
今回は前回の3泊4日ではなくて2泊3日だったんですが
やっぱり楽しかった!!
それに
前回と違ってお天気が超よかった!
そして
めっちゃたくさんの収穫があった!!(と思う)
思えばさ
前回は先生が教えてくださったことが、ほとんど分かっていなかったのよね。
今回は若い女性のインストラクターのグループに振り分けられたのですが
とっても説明が上手で、しかも私たちの課題をどうにかして一緒に解決しようという姿勢がすごくよくわかって
その課題に合う配馬もしてくださって
(まぁこれはもちろん前回もそうだったんですが!!)
でも理由は何よりあれですわ
前回の合宿以来、地元に帰って、わたし自身が
いつも自分の直すところを考えて、課題を持って乗っているから
今回のアドバイスやレッスンがすーっと入ってきたんだなぁって
思います
大きな収穫は二つあって
1つは
「中心に近い方から解決する」
乗馬だけではなくてなんでもそうだと思うんだけど
何か根本的な傷がどこかにあったら
その傷によって生まれたものをいくつも追いかけて直すより
傷そのものを手当てしないといけないですよね
わたしはいつも、
骨盤の角度はこれかなぁ とか
坐骨の位置はここかなぁ とか
脚の位置はここでいいのかなぁ とか
考えて乗っていたのですけど
今回馬の上で動きながら、股関節の体操をしたり
ツーポイントでバランスをとったりするエクササイズをして
それから乗ってたら
上のいろんな疑問のことなんて何一つ頭で考えなくっても
ちゃんとした姿勢でちゃんとしたバランスで乗れてた(らしいです)
後から気がついて
すごーい!!って思いました
動きの中でバランスを見つけたら、
細かいことは頭で考えなくても適切になっている。
バランスって
動きながらの、動いている中のバランスなんですよねー・・・
(まさに、Balance in Movement)
もう1つは
今回(も)ツーポイントで速歩の練習があって
前回はわからなかった、「鎧に乗って馬と一緒に弾む」っていう感覚が
うひょ〜!たのしー!!
って突然分かったんですけど
そんな中
1番最後の個別レッスンの時に
わたしの乗ってた馬が、物に驚いて急に横っ飛びした(みたいな)んですね
みたい、というのは、客観的にみてないから本当はどういう姿勢になったのかわかんないんですけど
覚えているのは
馬と鞍が、斜めになって横を向いてて
わたしは手綱を握って鎧の上に立ってて
すごい変な体勢になってたけど
わたしは落ち着いてて、っていうか、落ちる気がしなくて
馬も転ばなかったから、すぐに立て直して乗り続けたんですが
先生がびっくりして
「しろくまさん〜 よく落ちなかったですね!」って
これ、ツーポイント騎乗の練習のおかげだと思いました〜
で、まぁいえば事故だけど、でも実はちょっと妙な自信になったのであります。
付け加えていえば、
このお馬さんが馬場にあった物に驚いたのは、
(細かい説明は省きますけど)
わたしがちゃんと行き先をコントロールしていなかったせいだなぁって思って
大変反省しましたし勉強になりました・・・
ということで
大変実り多い合宿でした♪
帰ってきたばかりだけどまた行きたーい
posted by しろくま at 13:52| Comment(0)
| 馬とわたし
2021年10月08日
「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2」
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2 --- ブレイディみかこ/著 新潮社 2021
今ほかのとっても面白い本を読んでいる途中なんですけど
本屋さんでこの本を見ちゃって、
超絶面白いもんで(しかも早く読めるし)先に読み終わってしまった。
1 お読みになりました?
イギリスで家族3人で暮らす著者の息子さんが
(そういえば、名前は書いてませんね。そりゃそうだわね。今どきSNSですぐ特定されちゃいそうだものね?)
だんだん大きくなって(今9年生・・・イギリスは確か小学校が一年早く始まるから、日本で言うと中2くらいでしょうかね?)
学校でも地域でもいろいろあって・・・
っていうのが「1」同様すごく興味深い。
イギリスの現状も面白いんだけど、著者の視点が、感受性が素敵なんだと思う。
もうさ、2章のアフリカ移民の女の子一家の話、
この女の子が歌が超絶うまいことが今回わかるのですが
もうカフェで読んでて泣きそうになってやばかったな
息子さん、もともと、知的に早熟なお子さんだなぁって思っていましたけれども
心の柔らかい彼が
お母さんと交わす会話が尊すぎて
うちの息子もこういうタイプの子どもだったけども
そしてやっぱり一人っ子でわたしとぺちゃくちゃおしゃべりしながら育ったけれども
あーこういうことあったなぁーとか
うちではこんなに政治的な話とかしなかったなーとか
(学校でも家庭でも、日本では政治がトピックになること激少ないですけどね)
わたしはこのお母さん(著者)みたいに生身でつきあってたかなーとか
ちょっと考えてしまった
素直で、なんでも話してくれそうな彼だけどでも最後は
「そして息子はもうそのことをわたしには話してくれない。
だけど、それでいい。彼もいよいよ本物の思春期に突入したのだ」
あーやっぱりそうなんだなぁー
ってしみじみ共感。
素直な目で、世界をよく見て、自分の頭で考える、ってことをやっぱり大切にしたくなる
posted by しろくま at 16:20| Comment(0)
| こんなん読みました^^
2021年10月05日
「つかれたときに読む 海外旅日記」
つかれたときに読む 海外旅日記 --- 五箇野人/著 小学館 2020
漫画です。
「甚平&忍ハチマキ姿で海外を旅した実録漫画です」
とのこと〜
アジア、中南米、ヨーロッパ・・・
国の名前は書いてませんけど
どうも日本人なんて来なそうな、田舎の方の、
お兄ちゃんやおばちゃんや子どもたちや・・・と
著者が絡んで
ヒヤッとしたり
ドキッとしたり
ガタガタしたり
でも
最後は・・・
心がほっこりするというオチです。全部それです。だから
「つかれたときに読む」っていうのは本当にそういうことで
全部通して一気に読むと疲れます
でも
へそくりコーラの話なんてわたし泣きそうになったわ!!
それから
今これを書いてて分かったわ!
著者の大層デフォルメしてあるフィギュアの頭の後ろのピンピンしたのは
ハチマキの結んだとこ!
ええ本ですぅ。
posted by しろくま at 13:19| Comment(0)
| こんなん読みました^^
2021年10月01日
「執着」とか「しがみつき」とか「それしか頭にない」が恐怖をつくるね
ふと玉置神社に行った時のことを思い出して去年の(去年の今頃だったのねぇ)写真を見ていたのですけど
これ
夜明け前に駐車場に辿りついて、見た朝焼け雲。
なんか
龍に見えてきた・・・(うぷ。あなたはどうですか)
ところで
本文はこの写真となんの関係もございませんが
昨日ふと思い出したことがあるんですよねぇ(思い出し祭りか)
ちゅん2が赤ちゃんの頃でした
だからもう20年近く前
虫刺されの痒みにすっごく効くweledaのジェルがあって大好きだったの
でもある時
2本くらいあるはずなのにひとつも見当たらなくなって
あちこちの引き出しを探し・・・
めっちゃ焦って大袈裟にいうとパニックになりそうだった
でもさー
痒みに効くものなんて他にもいくらだってあるし
なんならセロテープはっとけば、おさまるのよね
当時ちゅん2が赤ちゃんで、彼は肌も弱かったし
わたしはナチュラル育児がしたくって薬は元より
合成洗剤も電子レンジも使わない生活をしておりましたので
(合成洗剤は今でも使わない)
この自然派なweledaのジェルに頼りきっていたのよねぇ・・・
なんであんな焦っていたんだろうって今では可笑しいけど
「これしかない」としがみつく気持ちが「恐怖」を作るんだなぁって
しみじみ思い出したことでした
そしてそんな時いつも思い出すのは
吉田ソースのおじさんのドアの話
posted by しろくま at 16:53| Comment(0)
| 日々雑感