2021年09月17日

「ミナリ」



台風が来ているとかで(関西は明日直撃らしいです)
乗馬は早々に諦め
先日行けなかった「ミナリ」をやっと観に行ってきました。

常時二本立ての映画館なんだけれども
もうね、若い頃と違って(昔は二本立て普通だったのよね)
一度に2つみたら、気持ち悪くなるのよねぇ
(あと、余韻も混じっちゃって・・・)

なので、
受付のお兄ちゃんが「次の見ないんですか?面白い映画ですよ」
って教えてくれたんだけれども
涙を呑んで(ちょっとうそ)
帰って来ました。もうさ、帰りにお買い物でもしようかとかいう気にもなれないね。
それで
直行直帰です はい。

で、映画なんですけども


よかった。

前半、っていうか大半、
アメリカにやってきた、韓国からの移民一家の大変そうな日常が延々と続くので
もうちょっとわたしはしんどくなってっていうかなんだか飽きてきまして
ふぅーーーっとなってましたけど
この映画は
最後の5分がすごい。

小さな男の子が必死で走るシーンでは
もう涙が込み上げて


この映画は、みていると
小さな「ん?」がたくさんある。

例えば・・・
冒頭、アジア系の家族登場。
親は韓国語で喋ってる。
子どもたちは、親とは韓国語で、子ども同士では流暢な英語で。
親は韓国から来た世代で、子どもはアメリカで育ったのねとわかる。
でも、子どもたち、学校にも行ってないみたいなのに流暢すぎない?と思う。
そこで、あ、以前はカリフォルニアに住んでいたんだっけ、
じゃそこでは学校や保育施設に行っていたり友達もいたんじゃないかな、なんて想像する。

なんて事の連続。
直接描かれていない部分がとても多い。

多分ね
彼らを取り巻く状況や歴史について知っていればいるほど
そして
彼らの気持ちに寄り添えば寄り添うほど
特に 想像して考えと心を巡らせば巡らせるほど
一つ一つのシーンが心に沁みて、感動が深まる映画なのだと思います。

アメリカでの移民の歴史や、南部の暮らしのことなど
わたしにもっと知識があればもっともっといろんなことに気がついたんじゃないかなぁー


映画館を出て近くの洋食屋さんでご飯を食べて帰りましたが
まだ余韻が続いていて食べながらまた泣きそうになった

いい映画だったなーーー
posted by しろくま at 23:06| Comment(0) | たまに観る映画のはなし